おもちゃは少ない方がいい?!不便さが子どもの力を伸ばす

クリスマスを終え、お正月シーズンになりますね☆

あなたのお家でもお子さんに新しいおもちゃを買ってあげましたね??

ご多分にもれず、我が家もそうですが(笑)(^◇^;)

ただ、おもちゃを与えすぎることの弊害もあるようです。。。

これは気をつけねば。。。(-。-;

この記事は…

・プレママ、プレパパ
・小さなお子さんをお持ちの方
・将来子どもを持ちたい方

に役立つ記事です。

結論:子どもにおもちゃを買いすぎるのは能力の成長を妨げることがある

まずは結論から。

子どもにおもちゃを買い与えすぎると、

『想像力』を伸ばす機会を奪うことになりかねません。

またモノによって満足する心を育てすぎると、

モノに振り回される人生になる可能性もあります。

ここは親としては要注意ですねd( ̄  ̄)

理由・根拠

1.子どもの創造力を奪う可能性

脳科学者の西剛志氏によれば

あまりにも恵まれすぎた環境は、
子供の脳を退化させる可能性もあると
指摘されています。
(中略)
おもちゃを与えすぎると『子どもの創造力』を
奪ってしまうことが研究から示唆されています。

「脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A」より抜粋

本書では、

水道の蛇口を上手く調節できずにずぶ濡れになってしまう

園児の話が出てきます。

つまり

自動水栓が発達して蛇口をうまく調節出来ない子が増えている

というわけです(^◇^;)

同じような話で、洋式トイレの普及に伴って和式で用を足せない子が

増えているのもまた事実です。

便利は良い側面もありますが、

私たち人間の能力の発達を阻害してしまう恐れもある、ということですね☆

 

2.おもちゃが少ない方が集中して遊ぶ

親としては

「たくさん遊ぶモノ(おもちゃ)があった方が、

子どもも飽きなくていいだろう。」と思うかもしれません。

しかし…現実は反対なんですね(-。-;

アメリカのトレド大学の児童発達学の研究チームによると、

おもちゃは少ない方が子どもはより長い時間集中して遊び、
探究心や創造力発揮しやすくなることが分かっています。

「子育てベスト100」(加藤紀子 著)より抜粋

うーん、子どもの創造力恐るべし。。。

 

3.モノによる満足感は長続きしないから

物質的な買い物、というのは時がたてばどんどん色あせていきます。

経験的な買い物に対する満足感は時が経つにつれて
増していく傾向があるのに対し、
物質的な買い物に対する満足感は減少する傾向があるという
研究結果が出ています。

『「幸せをお金で買う」5つの授業』より抜粋

このことは子どもに限らず言えることではありますが、

子どもは大人よりも飽きっぽいことが多かったりしますよね?(^◇^;)

創造力が仕事を作ることもある

西氏によると

おもちゃがなかったことによって
自分で遊びを生み出したり、
友達とルールを変えて遊んだり、
いろいろなアイデアを考えるきっかけになった
という人が多かったのです。

「脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A」より抜粋

こういう経験はおそらく社長などの起業家さんに多いのではないでしょうか。

自分の作ったルールで勝負することほど

自分の立場が有利になることはないですからね(^◇^;)

 

この記述を読んで真っ先に思い出したのは、

実業家の堀江貴文さんでした。

彼の著書の中には幼少時代のことがいくつか書いてあります。

小学校では自分の作った遊びを流行らせて、

周りがだんだん強くなってくると、

ルールを変えてまた遊んで、、、というのを繰り返していたそうです。

 

また物質的に豊かだったかどうかは定かではありませんが、

普通のサラリーマン世帯に生まれた彼が、

中学校で自分のパソコンを手に入れた時、

とにかく夢中で触っていた、ということも書かれています。

 

自分の世界を作る“創造力”が、

自分の仕事を作っていくことにつながる好例ですね♪

注意:凝ったおもちゃばかりに頼らないこと

「そんなこと言われちゃ、おもちゃを買えないじゃない!!( ´Д`)y━・~~」

と思うかもしれませんね??

このモノにあふれた現代に、おもちゃを買ってあげないと

それだけで友達から仲間外れにされそうですしね。。。(^◇^;)

西氏は、こうも述べています。

音までリアルに再現するような銃のおもちゃや、
映画(アニメ)のキャラクターを忠実に再現した
おもちゃがありますが、
そういった凝ったおもちゃばかりを与えると、
子ども本来の能力を奪ってしまう可能性があります。

「脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A」より抜粋

おもちゃにも、

⭕️創造力をかき立てるモノ
❎創造力を奪いかねないモノ

の2種類があります。

確かに、すべてアニメやテレビのヒーローとそっくりになりすぎると、

自分で「ピカーン!( ・∇・)」とか「ドカーン!!Σ(・□・;)」とか

効果音を想像しながら遊ぶのがなくなっちゃいますよね。。。

ってか、自分の子どもの時を想像すればなんとなくわかりませんか?

登下校の途中で傘を使って、

『るろうに剣心』の天照龍閃(あまてらすりゅうのひらめき)とか

斎藤一の牙突とか打ってましたよね??(笑)

ああいうことが、無くなってしまうということですね。

 

そうすると、おもちゃの選び方にも工夫が出来ますねd( ̄  ̄)

 

個人的には「遊び方が決まりすぎていないモノ」がオススメです♪

例えば…

・ブロック類
・定番のボードゲーム
・ボールなどの外遊びグッズ

外遊びは、ルールにとらわれすぎずにいろいろな遊びが出来ますからね♪

まとめ

✅おもちゃを与えすぎることの弊害について解説
✅おもちゃが多すぎると子どもの創造力を奪う可能性あり
✅おもちゃが少ない方が長い時間、集中して遊ぶ
✅モノによる満足感は長続きしない
✅おもちゃの種類によっては創造力をかき立てる

いかがでしたか?

今はおもちゃが本当に簡単に手に入る時代です。

多くの家庭で「買えないわけじゃないけど、買わない」という状況ですよね。

でもそれが、子どものためになる部分もある、

ということが今回の記事の執筆にあたり

私自身はっきりわかりました(^◇^;)

何かの参考になれば幸いです☆

 

 

(参考文献)

「幸せをお金で買う」5つの授業

「幸せをお金で買う」5つの授業

  • 作者:エリザベス・ダン/マイケル・ノートン
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2014年02月

子育てベスト100

子育てベスト100

  • 作者:加藤 紀子
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2020年06月12日頃

脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A

脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A

  • 作者:西剛 志
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2019年04月05日頃

 

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