【親も子もメリットあり】きれいな部屋だと子どもの集中力がつく理由について解説

あなたの家では大掃除、しましたか?

我が家では昨年はちょっと本格的に、大掃除らしいことをしました(笑)

何しろ例年であれば、年末は仕事も繁忙期。。。(⌒-⌒; )

正直、掃除などしている暇はありませんでした。

今年こそは!と頑張って掃除しましたよ☆

そしてその中で多くのものを手放しました。

その理由とは…

 

こんな方に役立つ記事です
・プレママ、プレパパ
・小さなお子さんをお持ちの方
・部屋が広くない方

ぜひ、最後までご覧ください♪

きれいな部屋だと子どもの集中力がつく

結論から行きましょう。

きれいな部屋だと、子どもの(子どもに限らず)集中力が鍛えられます。

勉強するときにはぜひともきれいなスペースでやらせたいですね。

一方で、散らかっている部屋ならではの身に付く力もあります。

やることに応じて、場所を変える。

これがポイントになりますよd( ̄  ̄)

キレイな部屋で過ごすメリット

1.何事もやり通す傾向が高いから

キレイな部屋にしておくと、

最後まで「やり通す」傾向が高くなることがわかっています。

脳科学者の西剛志氏は、以下のように述べています。

テンプル大学のグレイス・チェイ教授は(中略)
散らかっている部屋よりも、キレイに整理された部屋で仕事をしたほうが、
最後まで仕事をやり通す傾向が高い、

「脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A」より抜粋

 

2.「認知負荷」が減るから

認知負荷、とは目の前にある情報を処理する際にかかる負担のことです。

人は、視覚から入った情報を知らず知らずのうちに高速で処理し、判断しています。

要は散らかっている部屋だと、

色々なものが目に入ってきてしまいますよね。。。?

  • 「あ、漫画読みたいなぁ。。。」
  • 「ゲーム、この前の続きがあった!」
  • 「そう言えば、LINEの返信してなかった!
こうなってくると、認知負荷が増えてきて、

知らぬ間に脳が疲れてきてしまいます。。。

これでは集中が保てそうにありませんね。

 

3.“結果として”学業にも影響が出る

先述した西氏によると…

行動遺伝学の研究からも、家の中が整頓されているかどうかを示す
「CHAOS」という指標が、学業成績と相関関係にあることが示されています。

「脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A」より抜粋

本書にも注意書きがありますが、

片付けるから勉強ができるようになるということは証明されていません。

上で述べたような2つの理由から、“結果的に”学業成績も向上する、

と考えるのが良さそうですね☆

我が家で捨てたもの

昨年、

  • 私が育休で家にいる時間が長かったこと
  • 緊急事態宣言など外出自粛が求められていたこと

などがあったため、何回かに分けて断捨離を行ってきました。

大きなものではパソコン2台とデスクを1つ。

小さなものでは、CD・DVD・本・洋服をメルカリで売り

不必要なハンガーやブックスタンドなども捨てました。

大袋2袋分くらいの燃せないゴミが出ましたよ(^_^;)

ポイントは、

  • 「手元から無くなって、本当に困るのか?」
  • 「日常的に使っているのか?」
  • 「自信を持って“お気に入り”と言えるか?」
このあたりを判断基準にして、思い切って捨てていきました。

我が家はそれほど広いわけでもありませんし、

収納も少ないです。

この部屋を広く、快適に使っていくためには、

モノを減らす

これが一番だな、と改めて感じました。

 

部屋は広くないのですが、モノが少ないおかげで、

まぁまぁ快適に暮らせていますし、

リビングも広く使えていますよ☆

 

またモノを持たない生活の「別の考え方」として

リベ大のYouTubeも参考になります。ぜひご覧くださいね♪

 

キレイな部屋を保つのが難しいんですけど。。。

きれいな部屋だと子どもの集中力がつくことはわかりました。

では、散らかっていたらダメなのでしょうか?

 

1.散らかっている部屋で身に付く力もある

実は散らかっている部屋の方が身に付く力もあります。

それは“創造力”です。

 

かのアップル創業者・スティーブ・ジョブズ氏の仕事机は、

いつも散らかっていたそうです。

そんな環境だったからこそ、彼はiPhoneやiPadなどの

素晴らしい製品を世に送り出せたと言えるかもしれません。

 

新しいものを生み出す、といっても

まったくの無から、生み出すことは99%できません。

新しい商品のほとんどは、

これまでにあった

何かと何かの組み合わせ、でできているんですね。

 

散らかっている部屋の中だと、

そうした脳内の情報が突然パッと結びつき、

新しい発想が生まれやすいのかもしれません。

 

2.子どもの意欲を奪う可能性

モデルルームのように美しく整頓された部屋を

大人は好むかもしれません。モデルルーム、いいですよねぇ。。。(⌒-⌒; )

しかし、あまりにもキレイな部屋は子どもの成長にとって悪影響もありそうです。

 ある教育関係者の方から伺った話ですが、
「家がモデルルームのようにキレイだと、引きこもりになったり、
不登校が多くなったりする」のだそうです。
西村則康氏(名門指導会代表)も、断捨離したかのようにあまりに
物がない空間は、モノを組み合わせて工夫して遊ぶ機会を奪ってしまい、
子どもの意欲向上を妨げる傾向があるということをおっしゃっています。

「脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A」より抜粋

家が散らかっている言い訳にもできそうですが(笑)

散らかっていても、子どもにとって有意な能力が身に付くこともあるということですね。

 

3.要は使い分け

家の中は、遊ぶ・勉強するなどさまざまな活動をする場です。

活動ごとに適した場所があるように、

家の中でも

✅「散らかっていてもよい部屋」
✅「キレイにしておく場所」などを

意図的に作って、

それぞれの活動ごとに使い分けていくのがいいでしょう。

まとめ

✅部屋をキレイにしておくと集中力がつく理由を解説
✅最後までやり通す傾向が高い
✅認知負荷が減る
✅結果として学業が向上する
✅親のメリットは「狭い空間を広く使える」
✅実は散らかっている部屋で身に付く力もある
✅創造力や意欲は、散らかっている部屋でこそ身に付く
✅要は「使い分け」が大切

いかがでしたか?

家の中をひたすらキレイにしなきゃいけない!ってわけじゃなくてよかったですね(笑)

子どもがいると、なかなかキレイを保つのは難しいです。。。あれ?ウチだけ?(~_~;)

 

キレイなスペースと、そうでないスペース。

子どもの成長に合わせて上手に使い分けて行きたいですね☆

何かの参考になれば幸いです♪

 

(参考図書)

脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A

脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A

  • 作者:西剛 志
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2019年04月05日頃

 

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