「育児が大変。。。(-。-;」とは、深刻にはなかなか言い出せないものです。
私は素直に言ってしまいますけど(笑)
その辛さはどこにあるのでしょうか??
Twitterで私がフォローさせてもらっているりゅー さんは…
はじめて子どもができて感じたこと
・新生児のオムツとミルクのエンドレスつらい
・睡眠不足マジでつらい
・中断が多くてつらい
・家事も中断でしんどさ3倍増し
・自由がなくなった感ありすぎ!でも可愛いのでオッケー!
— りゅー (@ryu_hi_jp) December 13, 2020
と言っています。
↑この3つ目でも取り上げていましたが、
「中断が多くてしんどい」について考えてみたいと思います☆
この記事は…
・プレママ、プレパパ
・将来子どもが欲しい方
・育休検討者
に役立つ記事です。
もくじ
赤ちゃんの育児中は確かにほとんどのことが”中断”せざるをえない
赤ちゃんの育児中は、家事をはじめとして色々なことをやりはじめたとしても、
ほぼほぼ”中断”せざるをえなくなります。。。(-。-;
突然泣き出したり、
寝ていても少しのことで起きちゃったり、
大人しいと思ったらティッシュ箱からティッシュをこんもり出していたり。。。(笑)
些細なことでも、続くと想像以上にストレスに感じる部分です(^◇^;)
中断することがストレスになる理由
1.集中を戻すまでに時間がかかる
これが最も大きいかもしれません。
拙著note「子どもの集中力を高める方法。目の前にあるモノを片付けること〜認知負荷〜」でも
ご紹介しましたが、
カリフォルニア大学アーバイン校の情報学者グロリア・マーク教授によれば
人が集中した状態で知的な活動を行なっている際、邪魔が入ると、再び集中するまでに23分もかかる
と言われています。
赤ちゃんは空気とか読まないですからね(^◇^;)
泣きたいときに泣いてきます(笑)
中断するだけならまだしも、
さっきまで集中してやっていた作業にもう一度戻るために、
23分もの時間を費やすことになるわけです。
2.計画通りに行かない
1の結果、1日の間でやろうと思って計画していたことが
その通りに進むことはほとんどありません。
これは経験者は「わかる、わかる(^◇^;)」となると思います。
育休中だってやらないといけないことはありますけどね。。。
3.認知負荷がかかる
1日家にいて、赤ちゃんとだけ楽しく過ごしていればいいわけではありません。
家庭環境にもよりますが、
「やっぱりそれなりに家事をこなしておかないと。。。(^◇^;)」
という思いが出てくるのは当然だと思います。
ただ物事が中断せざるを得ない状況になると、
必然的に自分の周りが散らかっていきます(モノも、部屋も、頭の中も、です)
すると「認知負荷」がかかるようになり、疲れるようになります。
ちなみに認知負荷とは…
見たり、聞いたり、知覚によって入ってくる情報に対して何らかの判断を
下すことによるストレス(負荷)のことです。
何か物事を行うときに、視覚に無駄なものがあると、
脳は自動的に無駄なものからも自動的に情報を取り込み、エネルギーを消費して疲労します。
「子育てベスト100」より抜粋
私の場合
朝、家族が起きるちょっと前に起きて、朝食を作ります。
この時に0歳の娘のミルクも作って、冷ましておきます。
みんなが朝食をとる時に、私も食べますからそこまでは大丈夫ですね(^^;;
妻を見送り、上の娘を保育園に連れて行った後、
ここが娘との戦いの始まりです☆
私の理想形では午前中の段階で、
掃除と洗濯を終え、
可能であれば当ブログを執筆したい!( ・∇・)と切に願っています(笑)
しかし、
洗濯物を干している間、
あるいは掃除をしている間に、
❌泣き出す
❌危ないことをしようとする
❌オムツが臭くなる
など、とても放っておける状態じゃありません。。。。まぁ当たり前ですが。
それでも掃除・洗濯は肉体労働ですから、
合間にちょっと面倒を見るのはできなくはありません。
ところが!
ブログの執筆はやはり頭をそれなりに使うので、
娘の相手をしながら書くのは正直、毎日至難の業と思いながらやっています(笑)
他にも、
会社に提出すべき書類を書く とか
役所に提出すべき書類を書く とか
それなりに頭を使う、かつ慎重にやるべき内容のものは
まぁ、はかどりません(^◇^;)
運よく終えられるとしたら、
娘がうまく昼寝をしてくれた時、くらいでしょうかね。
あとは大抵、夜寝かしつけた後にこっそりやることになるわけです。
解決策を考える
1.予定を厳密に決めすぎない
結局、計画してもその通りにはいきません(笑)
であれば、時間を含めた計画は、ほぼほぼ意味をなさないと思って間違いありません。
私の場合には、
午前中に○○やって、午後には□□しよう、くらいの
「ざっくり計画」を立てていってます。
あるいは
実施すべき項目(タスク)だけを決めておいて、
それをいつやるかは娘の状況で柔軟に変えていく、
「柔軟タスク処理」をやっています。
2.片付かない部屋には布をかけておく
以前も少し書いたのですが、子育て中は部屋の掃除や片付けがまぁ進まないです(^◇^;)
厳密に言うと片付け自体はできても、
そのあとすぐに散らかっていく。。。。と言う悲しい現実が待っています。
午前中に片付け、掃除をしてキレイになっても
夜、パートナーが帰ってくる頃には前よりひどくなっていることもしばしばです(泣)
そんな時は、片付かないモノたちを一旦視界に入れないために、
布を被せてしまいましょう。
「見なかったことにする」と言うわけですね( ・∇・)
「いやいや、そんな姑息なマネを。。。(^^;;」と思ったかもしれませんが、
これは”認知負荷”を減らす意味では効果のある方法なんです。
『片付いていない部屋』『散らかっている部屋』→ 認知負荷が高く、疲れるのなら、
簡単に布をファサッとかけてしまって、
認知負荷を減らしていきましょう。
片付けは、気が向いた時でも大丈夫なはずです
3.子どもの生活をルーティン化する
可能な限り、同じ時間に、同じ行動をするようにしていきましょう。
そうすると、子ども自身にもそのサイクルができてきますから、
いつもと同じ昼寝の時刻に眠りやすくしておけば、
その時間はあなたの時間☆
ちょっとだけ、予定が立つようになりますね(笑)
4.広い心を持ってあきらめる(諦めてもらう)
最後はコレですね。
やはり、赤ちゃんを抱えながらの家事には限界があると思っていた方が良いです。
要はパーフェクトにはできない、ということですd( ̄  ̄)
特に完璧を求めすぎてしまうかは要注意ですよ♪
そして実際に育児をメインで担当する方も、
そのパートナーも
認識を同じにしておくことが大切です。
「家が片付いていない」
「夕飯の準備ができていない」
「洗濯ができていない」
そんなことは、1日くらい出来てなくたってなんとでもなることですよね??
散らかった部屋でも健康を害することはないし、
夕飯はお惣菜でも買ってきてもらうように頼めばいいし、
洗濯だって夜にまとめて洗濯機を回してもいい。
今はいくらでも代替案が見つかりますd( ̄  ̄)
無理をせずに「今日はもう無理だ〜( ´Д`)y━・~~夕飯買ってきて❤️」と
パートナーに素直に言えることも大切なことですよ。
まとめ
✅育児の辛さはどこにある?の第2弾として「中断が多いストレス」について解説
✅集中が切れると戻すまでに時間がかかる
✅計画通りに行かない
✅認知負荷がかかる
✅予定を厳密に立てすぎない
✅片付かない部屋には布をかけておく
✅広い心を持ってあきらめる(諦めてもらう)
いかがでしたか?
育児はパートナーの理解が大事、と言いますが、
お互いに無理をしすぎない・完璧を求めないことが重要だと私は思います。
何かの参考になれば幸いです。
こちらも是非ご覧ください☆
関連note「育児の辛さはどこにある?“言葉”が通じないことのストレス」