小さい頃から地理を学ばせておくべき理由3選とおすすめ学習法について解説

中学生の頃、社会は「地理・歴史・公民」を習いましたよね( ̄▽ ̄)

あなたはどれが一番好きでしたか?

私が中学生だった頃には(後々少し事情が変わるのですが)、

  • 中1:地理
  • 中2:歴史
  • 中3:公民

と、学年によって学ぶものが決まっていました。

その時には(というか割と最近まで)この並びに何も意識してなかったのですが、

実はこの順序には大きな意味があるんですねd( ̄  ̄)

こんな方に役立つ記事です
・プレママ、プレパパ
・小さなお子さんをお持ちの方
・社会を好きにさせたい方

ぜひ最後までご覧ください( ̄∀ ̄)

結論

結論から行きます。

小さい子にはまず「地理」を学ばせておくべきです。

勉強、という感じでなくても身近な素材で学べますし、

それがその後、学校教育でとてつもなく有利になる可能性を秘めています。

 

小さい頃から地理を学んでおくべき理由

1.“社会”を理解する上での土台だから

「地理」というと、

社会の3つの分野の中で最も“簡単”と思われがちです^^;

「簡単だから中1で習う」は誤りです☆

社会を体系的に学んでいくときに、

まず地理的な基礎を入れておかなければ、歴史の理解も進まないから、

というのがその理由なんです。

 

考えてみてください☆

歴史を学ぶ上でも、例えば

「日米和親条約では、下田と函館に港を開くことになった。」

と教わっても、

「下田?函館?ってどこやん?(⌒-⌒; )」といちいち考えているようでは、

正直困りますよね。。。。

 

歴史を学ぶ上で地理は「覚えておくべき前提知識」なわけですd( ̄  ̄)

 

2.実は地理が一番難しい

「簡単だから中1で習う」を否定する理由その2です(笑)

実は、地理が一番難しいという主張もあります。

「女の子の学力の伸ばし方」の著者富永雄輔氏は、

一方で、一番簡単そうに思える地理こそがくせ者です。
というのも、あまりにも覚える範囲が広く、また出題方法もいかようにもできるからです。(中略)
地理の要素は歴史と違って日々変化しています。(中略)
普段から地球儀や地図を見て、親子で楽しい会話が交わせる環境を整えてあげましょう。

女の子の学力の伸ばし方」より抜粋

歴史も時代によって多少解釈が変わることはありますが、

それほど頻繁ではありません。

しかし、地理はある時、急激に変わることがあります。

国の名前は、新しくできたり、変わったりすることが結構あります。

国名変更の例
  • ソ連 → ロシア
  • 西ドイツ・東ドイツ → ドイツ
  • ビルマ → ミャンマー
  • グルジア → ジョージア
独立などによる新国家誕生
  • 南スーダン(2011年7月)
  • コソボ(2008年2月)
  • セルビア共和国とモンテネグロ(2006年6月)
  • 東ティモール(2002年5月)
  • パラオ(1994年10月)
ざっとこんなものですね。。。。

この30年くらいをみても結構変わっていることがわかります(^◇^;)

ということは、今後30年でも変わる可能性がある、

ということですよね☆

国内に目を向ければ、

  • 宅地造成による新住所の創設
  • 市町村合併による市名の変更 など
結構、変わっていくもんですね☆

 

3.小さな子にとっては最も身近

1、2ほどの重要な理由ではありませんが、

地理は小さな子どもにとっても身近で、教えやすいものでもあります( ^∀^)

ニュースでは身近な場所の地名が毎日のように出てくるでしょうし、

後述しますが、農産物の産地など子どもでも目にする機会がたくさんあるからです。

子どもに普段から遊ぶように地理を学ぶために

1.旅行に行く

地理を覚える上で最強なのはもちろん「旅行(現地)に行く」ということでしょう。

何はなくとも、「体験に勝る学びなし」

どれだけ写真や文字で勉強するよりも、

実際に行って

  • 見たり
  • 聞いたり
  • 嗅いだり
  • 食べたり
  • 経験したり

こういうことは、忘れたくてもなかなか忘れられません(笑)

可能であれば、いろいろなところに「学び」とともに連れて行ってあげたいですよね☆

(関連記事「子どもと一緒に旅行に行くメリット5選〜行けない場合の対処方法も解説〜」)

 

2.おすすめ書籍

今朝たまたま見かけたツイート(いま探してみても見つからない。。。Not Found)に、

「野菜が◯◯産と書いてあったら、“◯◯はどこにあるかな?”と

娘と楽しみながら地理の勉強をしている」というのがありました。

そのツイートと共に紹介されていたのがこちら↓

にっぽんまるごと!ちず・行事ずかん

にっぽんまるごと!ちず・行事ずかん

  • 作者:由井薗 健
  • 出版社:世界文化社
  • 発売日: 2020年08月26日頃

「これはなかなか良さそう!( ̄∀ ̄)」と思っています。

たぶん買います(笑)

●にっぽんのちず
北海道~沖縄の名所や名物、世界遺産を紹介。
お住まいの地域や旅行先、帰省先などから、ちずへの関心を深めてみては。

Amazonの説明文より抜粋

そうそう、名所や名物ってなかなか覚えられないですよね(^◇^;)

 

なんでもそうかもしれないですけど、

できる限り「普段の生活の中で、自然に」覚えるのが一番忘れないのでは?

と勝手に思っているからですね(笑)

上記のような子ども向けの地図が手元にあったりすると、

気がついた時に、すぐにビジュアルで一緒に確認ができていいですよね☆

うちの子、めちゃめちゃ地理が嫌いなんですけど。。。

「いや〜、うちの子めちゃめちゃ地理が嫌いなんだよね。

『全然イメージわかない』ってそれっきり(⌒-⌒; )どうしたものやら?」

と考えている親御さんも多いのではないでしょうか。

 

子どもたちが『イメージがわかない』というのはまさにその通りで、

「見たことも、聞いたこともないことをイメージせよ」という方が

実はかなり無理があるわけですd( ̄  ̄)

 

それならば、何でも良いです。

「体験させてしまえ!」というのが私の意見です(笑)

 

例えば…「日本全国、うまいものツアー」

よくスーパーやデパートなどで「◯◯物産展」ってありますよね?

「◯◯県ではこういうものが名産だから、これを食べてみよう!」と言って

お弁当(駅弁)などを買ってくるのもアリだと思います。

 

お取り寄せもいいですね( ^∀^)

もちろん食べ物でなくても良いと思います。

名産品やお土産などでも、その土地の特産や文化がわかると思いますよ。

まとめ

✅小さな子にはまず地理を学ばせるべき3つの理由とオススメ学習法を解説
✅①社会を理解する上での土台だから
✅②実は地理が一番難しいから(知識が変わっていく)
✅③最も身近で教えやすいから
✅おすすめ学習法①旅行に行く
✅おすすめ学習法②にっぽんまるごとちず&行事 を買う
✅物産展、お取り寄せもアリ

いかがでしたか?

もちろん旅行に行っても、お取り寄せをしても、

そこに「学び(知識)」を付け加えてあげないと勉強にはなりません。

その意味では、親も知識をしっかりつけておかないとですね^^;

学びの基本は、「体験+原理・原則」です。

 

体験だけではダメですし、

原理・原則だけでもダメですd( ̄  ̄)

 

親も、日々成長していかねば、ですね。

 

そうそう、我が家では先日

「上の娘が小学校に上がる時には、ランドセルの予算を減らして

その浮いた分で地球儀と日本の歴史(漫画版)が欲しいね」と話していました。

 

「日本の歴史」定番セット(15巻)

「日本の歴史」定番セット(15巻)

  • 作者:山本 博文
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2015年08月10日頃

 

ランドセル予算を減らす、というと祖父母から反発を喰らいそうですが。。。(⌒-⌒; )

何かの参考になれば幸いです。

 

 

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