子育てって何だろう?〜「あした死ぬかもよ?」(ひすいこたろう著)レビュー〜

人生が長い、ということと

人生が充実している、ということは

イコールではありません。

 

長くても中身のない人生もあるだろうし、

短くても充実した人生の人もいるでしょう。

 

私自身はそれほど「長生きしたい」とは思っていませんが、

やっぱり「充実した人生を送りたいなぁ」とは考えています。

すべてが満足!という訳には行かないかもしれませんけど、

少しでもそれに近づくヒントになりそうな本をご紹介しますね♪

あした死ぬかもよ?

あした死ぬかもよ?

  • 作者:ひすいこたろう
  • 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2012年12月26日頃

Kindle unlimitedでも読めます☆(無料体験はこちらから)

こんな人に役立つ記事です
・プレママ、プレパパ
・なんか人生がつまらないと思っている人
・充実した人生にしたい人

テーマがちょっと重いのでできるだけ

ライトな感じに行こうとは思っています(笑)

ではでは、スタート〜〜〜

「死」を意識することは、生を輝かせること

結論から行きます。

「死」を意識することは、すなわち

生を輝かせることにつながるということを

この本を読んで感じました。

「死を意識するなんて、縁起でもない!」と

思われるかもしれませんが、

生物は必ずいつか死にます。

だから、今を、

生きている間を

精一杯生きていく価値があるのだと

強く感じることのできる本です。

 

うん!いきなり重い!(笑)

今日が最後だと思って生きる

1.一期一会

あなたはこの言葉の意味を、どう認識していますか?

本書では

「一期一会」とは、本当は「いつも会っている人と
これが最後と思って会うこと」
という意味だそうです。

いつも会っている人、

家族、

友人、

職場の同僚。。。。

みんな、いま会えていることは「当たり前」じゃない、

そんな風に考えると、

毎日が奇跡の連続みたいな気がしてきませんか?

「すごい!今日もみんなに会えた!」

 

普段は気がつかなくても

「これが最後」と思って会うと

態度や言葉遣い、姿勢さえも変わってきそうですね^^;

でも、いつ会えなくなるかなんて、わからないですからね。

 

2.“やらない後悔”は大きい

以前こちらの記事でも書いたのですが、

人間やっぱり「やった後悔 より やらなかった後悔

の方が大きいようです。

人生で何を成し遂げたいのか?は人によって違うと思いますが、

やりたいことの優先度をつけた上で、

せめてやりたいことランキングの上位だけでも

完遂したいものですd( ̄  ̄)

 

本書の中では、

「人生を冒険として生きるとは、なにも、大きなことを成し遂げろ、
ということではないのです。(中略)
冒険とは、世間体で生きるのではなく、他人の目のなかで生きる
ことではなく、自分のホントのキモチで生きることです。」

と述べられています。

例えば、あなた自身が育児休業について

「まったく考えていない」なら別に良いのですが、

当ブログを見ていただいている、ということは

それなりに興味はある、という何よりの証拠では

ないでしょうか?

(関連note「育休が幸福を呼び寄せる理由〜『「幸せをお金で買う」5つの授業』のレビューより〜」)

後悔だけはしないでくださいな☆

 

3.僕たちは実は何も持っていない

私たちはお金を使って何かを買うと、

「これは自分のものだ!」と思いますよね。

でも、私たちは死ぬときに何一つあの世に持ってはいけません。

 

本書では東日本大震災で家や家族を失った人々の言葉として

「つまらないものを持っているからつまらなかったんだとわかった。
つまらないことをしているからつまらなかったんだとわかった」
「全てを失って、なにもいらないことがわかった」
(中略)
つまり、得たものを、全て手放す日が来ます。
昨日得たものも、明日得るものも全て手放す日が来ます。

「あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問」より抜粋

 

実は、この世で大事な“モノ”なんてそうはなかったなんて、

なかなか気づけることじゃないよなぁ。。。(-。-;

日々笑顔で楽しいと思えることをする日々こそが、

何よりも大事なものだってことですね☆

またこうも書かれています。

財布を落としたら、人は必死に探すのに。
携帯電話を落としたら、人は必死に探すのに。
自分の本心を忘れても、人は、落としたことにすら気づかない。

グッと来ませんか??(笑)

自分の本心、忘れていませんか?

 

4.あなたにとって“幸せ”とは?

あなたにとって、幸せって何でしょうか?

お金?

自由?

時間?

まぁ、答えは色々ありますけど、

本書の中ではこう書かれています。

大好きな人が死なずに、今日生きていてくれる。
それ以上の幸福ってありますか?

「あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問」より抜粋

 

今日、さよならした友人に、

また明日、会える。

今日、おやすみを言った家族に、

また明日、おはようが言える。

 

それが、何よりの幸せだと、書いています。

昔からの民話や童話でもよくあります。

グリム童話の「幸せの青い鳥」

タルムードでは「パラダイスを見つけた男」

これらのお話は、こう説いています。

結局、幸せは「自分のすぐそば」にあるのだと。

子育てって何だろう?

こうやって人生を見つめ直してみた時に、

いま自分たちがしている“子育て”ってどんな意味があるだろう?

とふと考えてしまいます。

 

以前、私の上司が

「子どもを作るってことは、すごい自己顕示欲だよ。
だって、自分が死んでも自分の子どもは世の中に残るんだから。」

とおっしゃっていました。

…確かに(-。-;と当時思いましたね。

 

以前とあるテレビ番組でお坊さんがおっしゃっていたのですが

子どもは、自分とパートナーの“命の続き”です。

子どもを産み、育てることは、

自分とパートナーの命を繋いでいくことに他なりません。

 

もちろん、私だって明日死ぬわけにはいきません。

まだまだやりたいことたくさんあるし!!!(笑)

 

でももし、「明日で自分の命が最後」だとしても、

後悔ないくらい、十分すぎる愛情を持って育てて行きたいな、、、とは思っています。

まとめ

✅「あした死ぬかもよ?」の本のレビューと子育てについて考えてみました
✅「死」を意識することは、生を輝かせること
✅これが最後!と思って生きる
✅やらない後悔は本当に大きい
✅僕たちは実は何も持っていない
✅失って困るのは自分の“本心”
✅幸せとは、大好きな人に今日もまた会えること
✅子育ては、自分とパートナーの命の続きを後世へつなげること
✅いつ死ぬか分からないなら、今日をたっぷりの愛情で育てよう

いかがでしたか?

いや、どうがんばっても話が重い!!(笑)(^◇^;)

 

でも、スッと入ってくるような部分もあったんじゃないでしょうか?

何か一つでも頭の片隅に置いてみて、

あなたの人生の輝きが増してくれたら、

それが何より嬉しいです♪

 

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