子どものやる気を高める方法 その2

先日「【命令はダメ?】子どものやる気を高める方法〜夢を持つ意味〜」という記事を書きました。

  • 子どもに選択肢を与える
  • 好きなことを主体的に学ばせる

これが重要でした。

ただその他にもやる気を高める方法があるようです。

こんな方に役立つ記事です
・プレママ、プレパパ
・小さな子供をお持ちの方
・将来子どもを持ちたい方

ぜひ最後までご覧ください。

「成功体験を与えること」と「頼り、ほめ、励ます」

結論から行きます。

子どものやる気を高めるには

✅成功体験を与えること
✅頼り、ほめ、励ます

この2点が重要です(^_^)

「そんな当たり前のことを。。。」という方もいらっしゃるかもしれませんが、

試してみる価値はありそうですよね☆

理由・根拠

1.成功体験を与える

まずやる気を高めるには

「自分はやればできる!」という感覚を持たせることが大切です。

なんの根拠もなしにこれが思える人はいいのですが(笑)

普通の人はそうではないですよね?

法政大学の発達心理学者、渡辺弥生教授は、

「子どもが成功することができるよう、
がんばれば必ず到達できるような目標や狙いを具体的に設定してやり、
到達すれば『やったね』と達成感を与え、また次に成功できそうな
目標を立ててやるといった『スモールステップ』を設定するやり方が効果がある

「子育てベスト100」(加藤紀子 著)より抜粋

このスモールステップ方式は、教育業界ではよく知られた方法です。

具体的には公文式のシステムは、同じような問題のプリントを大量にやらせることで

達成感を味わいやすくしているのは有名な話ですね☆

その子が達成できるかどうか、というギリギリの目標を立てるのがポイントです。

 

2.頼り、ほめ、励ます

これをご覧になっている方の中でも、

友達に「勉強教えて!」と言われた経験のある方は多いのでは?

「教えて」と言われると、なんだか頑張りたくなりますよね^^;

子どももまったく同じようです。

ロチェスター大学のデシ教授によれば、

まわりの誰かに頼りにされたり、ほめられたり、失敗しても
暖かく見守られていたりという経験をすると、
楽しい、もっと知りたいという興味や関心に変化していくというのです。

「子育てベスト100」(加藤紀子 著)より抜粋

こと勉強に関していうのであれば、

同級生なら言わずもがな、下級生(後輩)に頼られるのも

やる気が出る方法のようです。

弟や妹がいるような方は、うまく使ってあげると

お互いにいいかもしれませんね♪

 

自分がわかっていても、人に教えるのって難しいですけどね(^◇^;)

私も勤務先で「人に教えるには、その人の10倍理解している必要がある」

なんて言われたことがあります。

スモールステップ実践編

スモールステップについて、もう少し解説しましょう。

基本は「本人が目標としているレベルの7〜8割程度を目標にする」くらいでいいでしょう。

目的が「やる気を高める」なので、ぶっちゃけ5割でもいいんです(笑)

その場での達成度はそれほど気にする必要はなく、

そこではやる気を上げることだけに集中してください☆

 

まずやらせる。

そしてすかさず確認します。

そして7割の目標を達成できたら「褒める」。

それも大袈裟に(笑)

本人はひょっとしたら自分の目標に行かないと

あんまり満足した様子を見せないかもしれませんが、

それでも構いません☆

何しろ「やる気を高める」のが目的なので、その場では徹底的に褒めまくりましょう。

やがてやる気が出てくれば、

継続して取り組むようになり、

結果として、実力が伸びていくことになります。

「褒めてもなかなかねぇ。。。」

「褒めてはみてるけど、なかなか結果に結びつかないのよねぇ。。。(^◇^;)」

あせる気持ち、よくわかります☆

子どもの成長というのは、側からみると

なんかおぼつかないし、

思った通りいかないし、

本人もその気になってるんだか、

そうじゃないんだか。。。?

ってもやもやしますよね(^◇^;)

 

これが正直なところじゃないかな、と思います。

 

私はこういう時は、基本「忍耐」だと思っています。

親が焦っても、子どもは成長しません。

むしろ焦って声がけするのは、逆効果にさえなりかねないのです。

そんな時は、思い切って第三者に任せる、などの方法をとりましょう。

学校の先生でも、

塾の先生でも、

場合によっては兄弟や、友達でもいいかもしれません。

「頼り、褒め、励ます」が基本ですから、

温かく見守り、励ます、ができると一番いいんですけどね^ ^

まとめ

✅子どものやる気を高める方法 その2を解説
✅成功体験を与える と 頼り・褒め・励ます
✅成功体験を与えるには「スモールステップ方式」が有効
✅目標の7〜8割程度にとどめ、きちんとできたことを大袈裟に褒める
✅後輩や妹・弟に勉強を教えてあげたり、誰からが褒め・励ますこと
✅親はついつい焦ってしまうが、第三者を頼りながら褒め・励ましていく

いかがでしたか?

勉強に限らず、子どもができることはどんどん「頼っていく」といいでしょうね♪

我が家でも上の娘は米を研いで、炊くやり方をマスターしていますので

ついつい「ねぇ〜、ご飯炊いてよ〜♪」と言って、やってもらっています(^。^)

いつも、ではありませんが、まんざらでもない様子でやってくれますよ(笑)

 

小さな子どもでも、「きちんと教えればできる」ことは案外あります。

おうちの中でも、ぜひ自信をつけさせてあげましょう♪

 

何かの参考になれば幸いです☆

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