「これからはSTEAM教育(スティームきょういく)がますます重要になっていく!」
という話題を聞いたことがありますか?
教育関連の雑誌や記事を見ていると、
この1年くらいでちょくちょく見かけるようになった言葉です。
私も「ほうほう…STEAM教育ね…なるほど。」と
わかるような、わからないような感じで見ていましたが、
この際なので、きちんと調べてみることにしました(笑)
・小さなお子さんをお持ちの方
・STEAM教育に興味のある方
ぜひ最後までご覧ください☆
もくじ
STEAM教育とは?
結論から行きましょう。
STEAM教育は、これから必須の教育分野です。
もちろん国としてもこうした教育分野に力を入れていっていますが、
親としてもこの時代の流れを理解し、
家庭でも後押しできるといいですねd( ̄  ̄)
STEAM教育をもっと深掘り
1.STEAM教育とは?
まず、読み方は「スティームきょういく」だそうです(笑)
“スチーム”だと、ちょっとカッコ悪そうですね^^;
しっかり発音しましょう☆
そしてその意味とは…
科学・技術・工学・芸術・数学の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語。
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、
アート(Art)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。
知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びです。STEAM JAPAN より抜粋
どうでしょうか?
わかりますかね?
まぁ、これだけでも何となくはわかりますかね(⌒-⌒; )
2.STEAM教育の前身
実はSTEAM教育の前にSTEM教育(ステムきょういく)という考え方がありました。
A(アート) がありませんね?(^◇^;)
科学知識や技術が重要となってきますが、デザイン性が無いとそれをうまく形にすることはできません。
さらにArt(アート)には「リベラルアーツ」の意味も含まれています。
リベラルアーツは直訳すると「教養」という意味で、
人間が生きていくうえでの根本的な考え方や知識を指しています。
そこで独創的かつ創造的な考え方と、
教養を培うために「STEM教育」にArtも加わったのだと考えられます。「スタスタ」より抜粋
まぁ、STEMだけだとどうしてもお堅い理系の匂いしかしませんが、
A(アート)を取り込むことで、
より人間の感性にも優れ、
親やすいものを生み出せるような力を言うんでしょうかね(⌒-⌒; )
3.STEAM教育が必要な理由
これからA I(人工知能)の発達により、
人間の出番が“奪われていく”という懸念があります。
今の子どもたちの48%が、
いま存在していない職業につくだろう、と言う研究があるほど、
時代の流れは早くなっていくと考えられているんですねd( ̄  ̄)
ほぼ半分の仕事をAIやロボットがこなしてくれるなかで、私たちはその補佐的な役割でいいのでしょうか。(中略)
そこで今後日本で求められる人材は、AIやロボットに「使われる側」ではなく、「使う側」の人間です。
そして欲を言うと、新たなテクノロジーを「生み出す」ことができる能力を持った人材が社会で必要になってきます。「スタスタ」より抜粋
結局、AIを使いこなすためには、
その特性や根本を理解している必要があります☆
STEAMは、まさにそうした分野の学びと言えるでしょうか。
日本におけるSTEAM教育の取り組み
先ほどから紹介している「スタスタ」の中では、
日本におけるSTEAM教育の取り組みとして以下の4つが紹介されています。
- STEM教育研究センターの設置
- スーパーサイエンスハイスクールの設置
- 小学校でプログラミング教育
- 科学の甲子園
この中で、どの人にも関係するのは3の「小学校でのプログラミング教育」ですね☆
昨年4月からの新しい学習指導要領に含まれている内容で、
さまざまな教育サービスでもプログラミング教育が増えてきています。
たまに
「小学校でプログラミングを教えてくれるの?」と思っている方もいらっしゃいますが、
「プログラミングの基礎や“考え方”を学び、プログラミング思考を身につける」が正しい理解です。
要はパソコンやウェブを使う上で
「どういう仕組みでこれが動いているの?」を
しっかり理解しておくための勉強、と言うイメージでしょう☆
もちろんそこから実際にプログラミングを学び始める子も出てくると思います。
そうした取り組みには、積極的に親としては後押ししたいものですね(^O^)
STEAM教育をもっと身近に考えてみる
今は、こんな学びを提供してくれる方もいるみたいですね☆↓
東洋経済ONLINE『子ども「科学好きにする」お姉さんの意外な正体〜STEAM教育と科学的思考が、今必要とされる理由〜』
記事だけ見ていると、
かつてテレビによく出演されていた「でんじろう先生」を思い出します(笑)
リケジョになった、でんじろう先生(^◇^;)
私自身も小さな頃にはでんじろう先生のサイエンスショーが大好きでした♪
あれ、面白いですよね( ̄∀ ̄)
やっぱり理科とか、科学っていうものは、
教科書的なものだけでなく、
目の前で見せられる“驚き”こそが、知りたい!と思わせてくれる原点になります☆
塾教師時代に小学生の子供たちに
「学校で楽しいことってどんなこと?」と聞くと
「(理科の)実験!」と答える子は結構たくさんいるんです。
そのくせ、理科のテストはそんなによくなかったりするんですけどね(笑)^^;
まとめ
✅これからの日本に必要になるSTEAM教育(スティームきょういく)について解説
✅科学分野+芸術(アート)の分野横断的な学び
✅AIが発達していく世の中で、それを使いこなし、新たなものを生み出す教育
✅PCやウェブの仕組みを理解することも立派な STEAM教育
✅日本での取り組みの一つに2020年度から始まっている「小学校プログラミング教育」がある
✅リケジョのでんじろう先生も活躍!
いかがでしたか?
私自身は理系出身ではありませんので、
こうした教育を自分の子どもにできるか?と言われると
正直NOですね。。。(^◇^;)
でも「一緒に学んでいく」ことはできると思います☆
こうしてPCを使ってブログを書くのも私自身の一種のSTEAM教育?(笑)
楽しみながら、時代に即した学びに取り組んでいきたいものです。
何かの参考になれば幸いです♪