あなたは”ピロリ菌”の検査をしたことがありますか?
「ピロリ菌?なんじゃそれ??( ̄◇ ̄;)」という方は、
ぜひ最後まで見てください。
この記事は…
・30代以上の方
・胃や消化管の調子が悪い方
・健康診断でバリウム検査に引っかかったことのある人
・胃がんを予防したい人
に役立つ記事です。
もくじ
結論:ピロリ菌の検査をし、胃ガンを予防しよう
まずは”ピロリ菌”が体内にいるかを検査しましょう!!
数時間で検査できますから、簡単にできます。
ピロリ菌の検査をしてもし体内にピロリ菌がいたとしたら、
投薬ですぐに除菌しましょう☆
ピロリ菌の除菌を行えば、胃がんの予防にもなるそうですよd( ̄  ̄)
ピロリ菌検査と除菌を行うべき理由
まず大前提として、私は医学の専門家ではありませんd( ̄  ̄)
あくまでも自身の経験や書籍の引用によって、理由を述べていきます。
その点は、予めご了承ください。
1.ピロリ菌とは
ピロリ菌は誰でも体内に持っている可能性がある菌だそうです。
大塚製薬HPによると
ピロリ菌は幼年期に衛生環境が良くなかった年代に感染している人が多く、
環境の整った現代では、感染している人の数が低下しています。
また、乳幼児期に親族から口を介して感染している場合もあります。
大塚製薬HPより抜粋
私がかかっている医師も
「小さな頃に井戸水を飲んでいたり、野山を駆け回っていたりすると、
体内に持っていることがあります。」とのこと。
さすがに井戸水は飲んでないと思うのだが。。。。(笑)
あと「親がピロリ菌を持っている場合、同じ食器で食事をしたりすることで
うつる場合もあります。」と言われました。
もちろん私の場合も感染経路は不明ですが、自覚がないけど体内に持っている方は多いそうです。
2.ピロリ菌が引き起こす病気
ピロリ菌が引き起こす主な病気は
「胃炎・胃潰瘍・胃がん」だそうです。。。。いずれも嫌ですね~_~;
大塚製薬HPには…
胃がんは、胃粘膜内の細胞が、何らかの原因でがん細胞になり、
増殖を繰り返す状態です。胃がんの原因は喫煙や食生活などの
生活習慣や遺伝の影響があると言われていますが、
ピロリ菌感染が発生のリスクを高めるという報告があります。
大塚製薬HPより抜粋
3.ピロリ菌は除菌できる→胃がんの予防ができる
ここまでピロリ菌の恐ろしさを見てきましたが、ここで朗報です(笑)
ピロリ菌が仮にご自身の体内に生息していたとしても、
手術などでなく、投薬で除菌することができます。
また、実業家の堀江貴文さんも著書の中で
日本人のがんの約25%は最近やウイルスによる感染症が原因といわれている。(中略)
胃がんに関しては、WHOは1994年の段階で「胃がん予防にはピロリ菌の除菌に重点を置くべきだ」
と発表している。(中略)
アジア圏に生息するピロリ菌ががん化しやすい、悪玉タイプであることも関与している
『健康の結論』より抜粋
誰も病気になんてなりたくないし、
簡単に予防できるのなら、絶対やった方がいいですよね♪
4.検査も簡単
ピロリ菌がいるかどうかの検査は案外簡単だそうです。
大塚製薬HPによると…
呼気でも診断できるんですね。。。かなり簡単☆
私は病院で内視鏡検査でやりましたが。。。(^◇^;)
具体例:私の場合
きっかけは勤めている会社で毎年行っている健康診断です。
35歳以上が行うことになっている「バリウム」による検査。
これを行ったところ、2回目で見事に”再検査”になった(-。-;
診断は「上部消化管の流れが悪いため」とのこと。
たまたま他のことでお世話になっている病院が「内視鏡検査」に対応していたため、
数ヶ月に1度の診察の際に、内視鏡検査をお願いしたのです。
1.内視鏡検査
内視鏡検査とは、いわゆる「胃カメラ」のことです。
「あぁ、胃カメラかぁ。カメラを飲むのは勘弁。。。(^◇^;)」と思った方も
ページを閉じずにもう少しお付き合いください。
と言いますのも、私も自分の中の胃カメラのイメージは「苦しい・辛い・気持ち悪い」でした。
しかし胃カメラの技術革新はかなりすごいんです!
✅挿入口:口か鼻か
✅鎮静剤:”あり”か”なし”か
まず、私のかかっている病院の医師によると、
カメラを入れる場所は、口か鼻かを選べます。
鼻の方がむせにくい(個人差はある)らしいですが、
かなりカメラ自体が小さくなっているため、
昔に比べるとそのリスクも少ないそうです。
そして後は、鎮静剤ですね☆
要は睡眠薬のようなものです。
鎮静剤を使えば、小一時間眠っている間に検査が済んでしまう、ということ。
「使いますか?使わなくてもできますけどd( ̄  ̄)」と医師から問われ、
「使います!」と即答しました(笑)
そして検査当日、処置室で鎮静剤を打たれ、気を失っていきます。。。。(-。-
「。。。。さん、。。しさん。ゆえしさん。」と呼ばれて目覚めると、
検査はすっかり終わっていました(^◇^;)まったく記憶はありませんでした(笑)
診断は「ピロリ菌による炎症が起きている」とのこと。
ピロリ菌も「まぁまぁたくさんいますね」と(^◇^;)笑えない。。。
しかも胃の下部から十二指腸にかけて炎症が起きていて、
十二指腸に至っては潰瘍(かいよう)になっていると。。。マジか(-。-;
先生の説明によると、投薬できちんと治るらしいので、この際にきちんと治すことに。
2.実際の治療内容
たまたま、私の上司もピロリ菌を除菌する治療を数年前に行っており、
事前に治療内容は聞いておりました。
治療はいたって簡単です☆
「薬を1週間、飲み続けるだけ」
たったこれだけです(^◇^;)
薬は私の場合、1回6錠ほどを毎朝晩の食後に飲んでいました。
1回6錠ですから、1日12錠、1週間で84錠です。
さすがに一度にこれほど大量に飲んだことはありませんでしたね( ̄▽ ̄;)(笑)
でも1週間の辛抱です。しっかり飲み続けましょう。
薬と一緒に飲み忘れがないかどうかの「チェックシート」までついてきたので、
毎日チェックを入れながら飲んでいました。
3.その後
担当してくれた医師によると
「ピロリ菌は薬を1週間飲むことで、90%以上の方が除菌に成功する」そうです。
少し時期を置いてから再び内視鏡の検査を行い、
ピロリ菌が除菌できたかを検査しました。
そして
先生 「おめでとうございます!しっかり除菌に成功しましたよ☆」
ゆえし「ありがとうございます」と御礼を申し上げると
先生 「ゆえしさんは優秀ですね。90%以上の方は除菌に成功するんですが、
私は一度で除菌できず、2回目の投薬をしましたよ。ハハハ(笑)」
あ、そーゆーこともあるのね( ̄▽ ̄;)
まとめ
✅ピロリ菌は誰でも体内に持っている可能性あり
✅放っておくと、胃炎・胃潰瘍・胃がんの発症リスクあり
✅検査や除菌は簡単にできる
✅消化管の不調に思い当たる節がある方は検査だけでも!
私はたまたま健康診断によってその機会を得ることができましたが、
もしやっていなければ今もピロリ菌の存在に気づくことはなかったと思います。
とても運がよかったとも思っています。
この記事が、どこかで誰かの病気の予防に役立てば
本当に嬉しいです。
何よりも大切な生命。
ちょっとした心がけで守れるなら、しっかり守っていきたいですね(^_^)