あなたはパートナーの気持ちをきちんと理解していますか?
「もちろん大丈夫だよ☆バッチリ愛しているからね(o^^o)」と自信のある人も
実はちょっと自信がない人も、
少し立ち止まってじっくり考えてみる時間を作ってみませんか?
夫婦のすれ違いは、人間の歴史の中でずっと問題にされてきた分野の一つです。
そのすれ違いをやさしく、
でも深く、
丁寧に教えてくれるのが今日ご紹介する、2冊のマンガです。
少なくともプレママ、プレパパには
ぜひ一度手に取って読んでみてほしい良書だといえます。d( ̄  ̄)
今は電子書籍などもありますが、
できれば実際の本を買って、テーブルにでも置いておきましょう。
パートナーも読んでもらえると、二人の絆がさらに深まることでしょう☆
この記事は…
・プレママ、プレパパ→必見、と言ってもいいくらい!
・結婚したての夫婦
・子育て中でケンカしがちな夫婦
に役立つ記事です。
もくじ
結論:子どもが生まれる前に読もう
まず読むべきなのが↓ こちら。
ウダウダと理屈を述べるよりも、出産を控えたプレママ・プレパパであれば
1日でも早く読んでほしい!( ̄^ ̄)ゞ
産婦人科の病院で、無料で配布してほしいくらいです(笑)いや本気で。
プレママ・プレパパが読むべき理由
1.マンガなので読みやすい
まずこの本の8割以上はマンガです(^∇^)
普段、本を読みつけない方でもスラスラっと楽しんで読んでもらえる本になっています。
その気になれば1時間ちょっとで読めるのでは?
いずれにしても、忙しいパートナーにも勧めやすい本になってます。
2.合間にあるコラムが深い
マンガとはいえ、中身をあなどることなかれ。
合間に入っている「妻からもいわせて!」や「夫の気持ち」というコラムが読み応え満点☆
マンガでシチュエーションを理解した上でコラムを読むので、
「あ〜、そうだよなぁ。。。(^◇^;)」と納得してしまうことが
たくさんあります。
3.非常に庶民目線で描かれている
「子育て本」とか「教育本」というと、なんとなく”上から目線”の本が多くないですか?(笑)
ただこの本は著者夫婦の自然体の目線で描かれた、
私たち庶民にとって親近感の湧きやすい本になっています。
だからでしょうか?
何となく本書で言っていることがスッと頭に入ってくる気がするんですよねぇ(^^;;
4.夫だけでなく妻視点もきちんと描かれている
筆者は男性の「渡辺大地さん」ですが、
妻のコトミさんの意見や視点もしっかり描かれています。
なので、男性が読んでも妻の視点がわかり、
女性が読んでも夫の視点がわかる、という
夫婦共に読むことができるコスパの良い本なんです(●´ω`●)
本書を読んで気づいた点
1.夫婦のすれ違いを乗り越えていくために
私は2冊とも読みましたd( ̄  ̄)j
2冊読んで感じたことは「これからの夫婦は、”柔軟性”と”対話”が最も大切だ」
ということでした。
著者の妻・コトミさんは、思ったことはズバッと言えるタイプの女性。
嫌なことや不満に思ったことも、
”説教”と言いながら(笑)きちんと説明しつつ夫である大地さんに伝えてくれます。
一方で著者の大地さんは、ちょっと思い込みが激しいところはあるけど、
コトミさんの話をよく聞いて、
それまで思っていたことや考えていたことを、柔軟に変えていける男性です。
↑『夫婦のミゾが埋まらない』P 64〜65より抜粋
夫婦は、その役割や立場について、
昔からの固定観念で決められている部分があります。
それは私たち自身に小さな頃から”すり込まれて”いるものもあります。
ですが、それが令和の現在「絶対に正しい解答」とは言えません。
その違いに早く気づき、
最も大切にすべきものが何か?を明確にした上で、
合理的な選択をとるために”対話”と”柔軟性”が欠かせません。
つまらない見栄や体裁を気にすぎていませんか?
2.妻が仕事から帰ってきた夫に話を聞いてほしい理由
よく聞くやつですよね(-。-;
夜、仕事から帰ってきた夫に
妻「聞いて、聞いて、聞いて!今日ね、○○でね、△△が〜」
夫「。。。。うん、うん。それで?。。。」
妻「〜〜〜〜ってことなのよ。笑っちゃうでしょ?って、聞いてる?」
みたいな(^◇^;)
私は最近までこういう現象について
「これは女性特有のしゃべりたい欲だな( ・∇・)」と
勝手に決めてつけていました。
まぁ半分は当たってると思うのですが、
いざ自分が育休に入ってみると、
自分も全く同じ感情(つまり”しゃべりたい欲”)がふつふつと湧いてくるのです(笑)
この件について本書では以下のように述べています。
コトミさんから「夫婦会議」を提案された時、
それが「夫婦の会話」と何が違うのかがわかりませんでした。(中略)
始めてみてすぐにわかったのが、コトミさんが求めているのは
「子どものこと以外の話題」だったということです。(中略)
一日中う子どもの世話をしている妻にとっては「子どものこと以外の話題」で
1日のつかれを癒したい、ということのようです。
『夫婦のミゾが埋まらない』より抜粋
一日中、乳児の世話をしながら家事をしていると、
ほぼほぼ大人と会話する機会がありません(^^;;
まして私が育休に入ったすぐ後に、
コロナによる”緊急事態宣言”が発出され、
気軽に買い物にも行けなくなりました。
「ステイホーム」の合言葉の元に引きこもる日々が続き、
家では4歳児と0歳児の世話をするばかり。。。
子ども相手では、
こちらが思っていることを、
大人の言葉で、
思った通りに話すことができません。
するとどうしても
「あ〜〜、大人としゃべりてぇ〜〜〜(((o(*゚▽゚*)o)))」という気持ちが
どんどんあふれてきます(笑)
もう自分で「俺は女子か?!(^◇^;)」とツッコミたくなりましたよ(笑)
妻が帰ってきたら「やった!」と心の中で小さくガッツポーズをし、
そんな気持ちをひた隠しにしながら夕食と共にたくさんしゃべったものです(^^;;
↑ 『夫婦のミゾが埋まらない』P66より抜粋
3.家族はやっぱり大切だということ
何を当たり前のことを。。。(^^;;と思われるかもしれませんが、
少々お付き合いを。
子育てで疲れたり、行き詰まったりすると、
ふと「あぁ、一人になりたい。。。(´;ω;`)」と思うことがあります。
例えば。。。
✅一人だったら、もっと遅くまで仕事に集中できるのに
✅一人だったら、もっと気軽にご飯を食べられるのに
✅一人だったら、もっと遠くまで出かけられるのに etc….
でも、娘や妻が病気になったり、ケガをしてしまったりすると、
いちばん焦っているのは自分です(笑)
「これ以上悪くなったら、どうしよう??T_T」と不安でいっぱいになります。
本書では、第二子の妊娠中に妻・コトミさんが緊急入院することになり、
長男・リョウくんと四苦八苦しながら過ごす大地さんの姿が描かれています。
自分がこの状況になったら。。。と思うとゾッとします(^◇^;)
やっぱり、家族はいちばん大切なんですね☆
↑『夫婦のミゾが埋まらない』P 76〜77より抜粋
反論:こんなの読まなくても、ウチは大丈夫!
夫婦の絆にそれだけ自信があるのは良いことですね☆
「夫婦の理想の形は夫婦の数だけある。他人にとやかく言われる筋合いはない!d( ̄  ̄)」
人間は日々変わっていきます。
本書が、お互いの幸せを確認しあうための良いきっかけになると思いますよ。
本書で大地さんは理想のパートナーシップについてこう述べています。
いろいろな意見があると思いますが、私は、お互いが幸せを感じていること、
そしてパートナーでいることがお互いに良い影響をもたらしていること、
だと思っています。
『夫婦のミゾが埋まらない』P 156〜157より抜粋
あなたの夫婦にとっての”幸せ”って、何ですか?
これもまた、夫婦によって異なりますよね(-。-;
だからこそ「対話」を大切に、
細かい修正を加えながら、
同じ目標(ゴール)に向かっていくことが夫婦にとっての
人生そのものではないでしょうか。
まとめ
✅プレママ・プレパパにオススメしたい『夫婦のミゾが埋まらない』をご紹介
✅マンガで読みやすく、庶民目線でわかりやすい
✅でも合間のコラムが深い内容で、妻・夫両面の視点で描かれている
✅夫婦関係やパートナーシップに”気づき”を与えてくれる一冊です
なお、『夫婦のミゾが埋まらない』と同じ著者の本で
『産後が始まった!』もオススメです。
↓ ネットではすでに中古しか見当たりませんでした。。。。それでも読むべし!