私たちは無意識のうちに
様々な固定観念を持って生きていますよね?(^◇^;)
そんな中、リベ大の両学長のオススメ書籍にも取り上げられていた
小池一夫著「人生の結論」という本を読みました☆
著者の小池一夫さんは執筆当時、82歳☆
これがですね、超絶良い本です!!( ・∇・)
深い、深すぎます。。。
完全に人生を達観した”成熟した大人”だからこその意見が、
次から次へとでてきます。
この記事は…
・プレママ、プレパパ
・育休取得を検討している人
・結婚している、またはしたい人
に役立つ記事です。
もくじ
人生の先輩の意見は聞いておくべき
冒頭にも書きましたが、82歳の人生観は圧倒的に深いです。
私のような若輩者が発する言葉の、
何倍も説得力があるなぁ、と感じました(^◇^;)
もちろん、世代による考え方の違いなどはあるにせよ、
人生や人間関係の本質は、いつの時代も変わらないのだなぁ。。。
何かに悩んでいる人はもちろん、
そうでない人も今後何かの困難にぶち当たります。
そんなとき、きっと彼の言葉が役に立つでしょう♪
親として生きるあなたへ贈る、小池さんの言葉たち
1.自分の役割を決めない
正直、82歳でこんな考えを持っている人がいるのに
驚いてしまいました(^◇^;)(失礼。。。)
若い人でも正直、性別や年代、職位などに応じて
自分で役割を決め”すぎて”しまう人が多いのではないでしょうか。
(中略)役割を決めすぎず、できることからやろうねという
「協力」のほうに重点を置くべきなのです。
あるときは助ける人だけど、あるときは助けられる人。
(中略)
苦手なことまでやる人を「一生懸命」と褒める人は多いですが、
得意な人に任せれば、本人は楽だし時間短縮になるし
結果は出るしでいいことずくめです。「人生の結論」より抜粋
こういう柔軟さを、いつまでも忘れないでいたいものです。
2.迷惑をかけたらいけない?
日本人はとかく”迷惑”を嫌います。
もちろん迷惑をかけることが良いことではないのですが、
小池さんはこう述べています。
日本では「人に迷惑をかけたらいけません」と教えますが、
インドでは子どもに「あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから
人のことも許してやりなさい」と教える
(中略)
生きていくことは、「お互いさま」の連続です。「人生の結論」より抜粋
日本には同時に「お互いさま」という素敵な言葉があります。
誰かと暮らすのであれば、ずっと迷惑をかけずに
生き続けることはできないですよね(-。-;
迷惑をかけたら、「ごめんなさい」か「ありがとう」
迷惑をかけられたら「お互いさま」
これでいいんだなぁ。。。。
3.自分のご機嫌をとっておく
私自身も、けっこう反省させられる部分です(^^;;
というか、小さな子をお持ちの方は経験あるのでは??
「不機嫌は無言の暴力」なのです。
自分の機嫌は自分でとるのが大人の作法なのです。
(中略)
笑って生きる大人の姿を、子どもを初め周りの人たちに示すことは
大人の嗜みです。「人生の結論」より抜粋
はい、申し訳ありませんでしたm(_ _)m
ホント、これ大事ですよね。
分かってはいるんですけど。。。。いや、がんばります。
具体例
1.性別による垣根は低くなっている
戦後の経済成長期には性別役割分担が、多くの家庭でうまくいっていました。
(もちろん例外はあったと思います)
でも今は女性の社会進出が進み、
共働き家庭が増え、
性別による”機能”としての分担は
もはや意味をなさなくなりました。
あとは私たちの”意識”が、
「性別に対してもっともっとフラットになれるのか?」です。
(関連記事「【信じてはいけない!】人見知りが始まった娘が教えてくれた「3歳児神話」の嘘」)
2.子育てをはじめ、家庭を守るのはカンタンじゃない
育休が始まって、9ヶ月目に入っています。
この間、家事の大部分を担ってきた(つもり)です(^◇^;)
家事・育児って、
売り上げがあるわけじゃないし、
営業数字を求められるわけじゃないし、
それほど特別なスキルが無くてもなんとかなります。
しかしワンオペでこなすのは想像していたより
ストレスはあるし、
自分の時間は少ないし、
失敗や出来ないこともあります。
そんな環境の中、家族に”迷惑をかけない”のは
至難の業だと思い知りました(-。-;
迷惑はかかる場合は多々ある、
でも、お互いに許し合う。
意識していきたいです。
3.親の機嫌は子どもに影響
2ともつながってきますが、ストレスが溜まる(余裕がない)と、
ついつい言葉が厳しくなってきたりします。。。(-。-;
自分が子どもの頃を思い返してみても、
こちらは何気なく話しかけたつもりなのに、
機嫌の悪い親から思いがけず
厳しい表情と
厳しい言葉を投げかけられる、という経験はあります。
「自分のせいじゃないのに、理不尽だなぁ。。。」と思い、
萎縮してしまうこともありました。
それを、いざ自分が親になって「やっていないか?」を
振り返ってみると、やはり反省すべき点が多々あることに気がつきます。。。
ごめんよ、娘たち(-。-;
自身がもっと”成熟した大人”になるよう努力するとともに
何倍にもして愛してあげないとですね☆( ・∇・)
大人は”神”じゃない
「そんなこと言っても、大人だって機嫌の悪い時もあるし。。。」
そうなんですよ(^◇^;)
大人も人間。
神様じゃありません。
怒りたくなる時だってあります。
だから「許す」ことが大切なのかな、と。
パートナーにも、
自分の子どもにも、
そして何より自分に対しても。
許してあげる度量を持てば、
⭕️相手の役割に固執せず
⭕️迷惑をかけられても気にせず
⭕️自分をご機嫌のままにしておける
そう感じています。
まとめ
✅82歳が書く「人生の結論」から子育て世代に役立ちそうな部分をご紹介
✅やはり経験値が違いすぎる”成熟した大人”の話は役立つ
✅自分の役割を決めすぎない
✅迷惑をかけても良い。相手に迷惑をかけられたら許す「お互いさま」精神をもつ
✅自分の機嫌を良いままにしておく
✅大人だって神様じゃない。だからこそ”許してあげる”大切さを持っておく
いかがでしたか?