私の1年にわたる育児休業も、
終わりが見えてきました。
この期間中に「成長したなぁ」と思える力があります。
それは…
・育児休業を検討している方
・料理が苦手な方
ぜひ最後までご覧ください☆
もくじ
結局、生きる力って「環境がなくても、何とかする力」だ
結論から行きます。
生きる力ってよく耳にしますが、
私が思う力の一つは「環境がなくても、何とかしてしまう力」です。
突然何でこんな大きな話になったか?というと…
料理スキルから考える「生きる力」の考え方
1.料理のスキルが上がったから
育休中に最も身についた力の一つは間違いなく“料理スキル”です☆
料理スキル、と言っても
何だかすごい手の込んだ料理が作れるスキル、ではありませんd( ̄  ̄)
むしろ逆だと思います。
ごく普通の料理を、
“どんな状況でも”何事もなかったかのように作る、
それが私に身についた料理スキルです。
2.環境が整っていれば誰でもできる
逆を言えば、
材料や道具、時間などの環境がばっちり整っていれば、
多くの人は料理を作れるでしょう。
料理だけでなく、
仕事においても同じことが言えます。
全く同じ能力の2人の会社員がいたとします。
- ブランド力があって、
- 既存顧客も多く、
- 本社のサポートも手厚く受けられる部門で働いている人と、
- ブランド力もなく、
- 既存顧客も少なく、
- 本社のサポートも得にくいようなエリアで働いている人とで、
同じパフォオーマンスを出すのは至難の業ですよね(^◇^;)
私はどちらかというと
これまで勤務してきた会社の中で
後者のようなエリアで働いてきました(笑)
上司には
「このエリアでしっかり成果が出せれば、
本社の近くのエリアならどこの校舎でも活躍できる」と
よく言われていました☆
まぁ、社員を納得させるための理屈とも言えますが、
実際にそうだと思う部分もありました。
整った環境がなくても、何とかそれなりの成果を出す、
こういう人の方が、
どこへ行っても活躍できる可能性が高いですよねd( ̄  ̄)
そう言う意味では、
「ずいぶんと鍛えてもらったなぁ。。。」と感謝すらしています(笑)
逆にいま恵まれた環境で働いている、という方は、
自分の力でその成果を出せているのかを
客観的に見つめ直す必要があるかもしれないですね♪
3.不確実性の高い世界
現代は「VUCA」と呼ばれているそうです。
VUCAとは…
Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を並べたもの
要は「未来が見通せない、不確実性の高い世界」だと私は理解しています。
そんな世界の中で、私たちや子どもたちはどのように生きていけばいいのでしょうか?
そのヒントは中国の古語にあります。
「疾風に勁草を知る」です。
「後漢書‐王覇伝」の「光武謂レ覇曰、潁川従我者皆逝、而子独留努力、疾風知二勁草一」から)
はげしい風が吹いて初めて強い草が見分けられる。
転じて、苦難や事変に遭遇してはじめてその人の節操の堅さや意志の強さなどがわかるというたとえ。「コトバンク」より抜粋
シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストである高橋直子さんの
座右の銘でもあるこの言葉を、私は彼女の著書で知りました。
頑強な植物ではなく、
竹のようにしなやかにしなる植物の方が、
疾風には強い。
VUCAの世の中を生き抜く私たちにも、
必要な考え方ですよなd( ̄  ̄)
さて、昨晩我が家がいただいたのは…
昨日の夕方のことです。
私としては、結構ピンチを抱えていました(^◇^;)
と言いますのも、
冷蔵庫にメイン食材が少なく、
何をメインに夕食を作るかに困っていたからです。
我が家では肉 と 魚を交互に食べるようにしていますが、
昨日は魚の日。
しかし、冷蔵庫にあったのはわずかな量の「釜揚げしらす」、
使いかけの「シーフードミックス」です。
さて、あなたならどうしますか?(^◇^;)
あ、「買い物に行けばええやん☆」っていうのは受け付けておりません(笑)
私の結論は、
「しらすジェノベーゼピザ」「シーフードジェノベーゼピザ」「パスタ」「サラダ」でした。
- ピザ用チーズがなかった
- ジェノベーゼソースの材料(乾燥バジルとオリーブオイル、にんにくチューブ、粉チーズ、塩)は家にあったから
(バジルソースのカンタンな作り方はこちら)
ピザ用チーズは無かったんですよ。。。。。
チーズがないととトマトソースピザは美味しくないかなぁ、と(⌒-⌒; )
- 小麦があるから
- 割と作り慣れているから
- しらすトーストが好きだから
ピザもジェノベーゼソースも手作りってことです(^。^)
まぁそんな大したものじゃないですが、
妻は「美味しい、おいしい」と言ってバクバク食べてくれました(笑)
あとはキャベツとオニオンとパプリカのサラダを作り、
パスタは茹でて、できあいのトマトクリームソースと和えて完成☆
少なくとも育休前の私では、このメニューは思いつかなかったでしょう(−_−;)
速攻で買い物に出かけ、美味しそうなものを買ってきたでしょうね。
その意味では、私自身にも今後をしたたかに「生きる力」が身についたかなぁと感じています。
人生100年時代と考えると
まだ60年はあります☆
料理スキルは生きている限り毎日、
そしてずっと使えるスキルですからね♪
上げておいて損することはないですよd( ̄  ̄)
まとめ
✅育休期間中に身についた「生きる力」
✅材料や環境がなくても“何とかする力”のこと
✅仕事でもブランド力や環境が未整備でも成果を出せる人の方が強い
✅VUCAの世界を生き抜くキーワード「疾風に勁草を知る」
✅突然ふく強い風にも、しなやかに曲がる植物の方が倒れずに生き抜ける
✅料理スキルは人生100年時代をしたたかに生き抜く重要な力
いかがでしたか?
親としては、自分の子どもには
「満足な環境を与えてあげたい」と思う人の方が多いかもしれません。
でも、
「与えすぎると、弱くなる」のもまた事実ですd( ̄  ̄)
無ければ無いで、
子どもは順応する力がありますし、
工夫し、乗り越えていく力が身についていきます。
これまで以上に、こういう力が必要になるはずです。
親としては気をつけないといけないですね(^◇^;)
何かの参考になれば幸いです♪