先日、こんなニュースが↓↓
確かに目標には届かなかったが、これだけ上昇したことに目を向けるべき。
2020年で確実に空気は変わったはず。
この中に私もカウントされてるはず(笑)男性育休、12.65%に上昇 20年、13%の目標届かず(共同通信) – Yahoo!ニュース https://t.co/Uq283HfNkS
— ゆえし@育休パパコーチ (@yueshi_shonan) August 1, 2021
いやぁ、このニュース待ってたんですよ(笑)
自分の取得も、この12.65%の中の一部になっていると思うと、
なんだかちょっと嬉しいです( ・∇・)
今日は久々に?育休のお話。
日本の育休事情は、この数年で大きく変わりそうですね☆
・育休取得を検討している方
・将来子どもを持ちたい方
ぜひ最後までご覧ください♪
もくじ
制度が充実し、この流れは加速していくはず。あとは個人の“選択”。
結論から行きます。
目標には確かに届かず政府としては悔しい部分もあるかもですが、
個人的には「大きな変化」であったと思います☆
2020年は、私個人としてはもちろんですが、
日本社会全体としても「男性育休」について考えるきっかけとなる
一年だったと言えるのでは?
そんな中、2022年度には男性の「産休」制度が認められるようになったりして、
より男性が育児に参加できる仕組みが出来上がります。
環境は整った!あとは個人の選択と行動だけ、といった感じです( ̄∀ ̄)
男性育休が今後加速していきそうな理由
1.ここまでの推移との比較
まずはこちらをご覧ください。
厚生労働省のHPから引用した、育児休業取得車の推移です。
表には2018年までしかありませんが、以降はこんな数字です。
- 2019年 7.48%
- 2020年 12.65%
1999〜2018年の20年間でおよそ5.7%しか上昇しなかったわけです(^◇^;)
それが2019〜2020年で、一気に5.2%程度上昇。
20年間分の変化を、
たった1年で達成した、とも言えそうですよね(´∀`)
2.今後の制度改定
「【朗報】男性にも“産休”が取得できるようになる!改正育児・介護休業法のポイントを解説」
でも書きましたが、
2022年からは改正育児・介護休業法が施行されます。
(改正ポイントについては詳しくは上の記事をご覧ください。)
これまで以上に、取得しやすくなるのは間違いないです☆
そういった意味でも、
男性が育休を取得す“流れ”を、加速させる要因になると思っていますd( ̄  ̄)
まだまだ子育ては女性頼み〜保健所での1歳半検診〜
つい先日のこと。
下の娘の1歳半検診に行ってきました。
保健所の待合のロビーでの様子を見ると、
子どもと一緒に来ていた親の性別比は
母親9:父親1
くらいでしょうかね(⌒-⌒; )
父親が参加していたのは私ともう1組くらい。
とはいえ、
- この検診は自治体から日時が指定されていて、原則変更できない
- しかも平日昼間の設定
また事実なんですけどね(⌒-⌒; )
ま、これだけでどうこうって話じゃないんですが、
現状を示すワンエピソードかな、と。
日本人は空気感が大切
2022年施行の改正育児・介護休業法の前から、
日本の育児休業制度は(課題はあるにせよ)世界的に見ても
充実している制度でした。
それでも、欧米に比べて男性の育休取得率は雲泥の差、だったわけです(^◇^;)
私が思うこの問題点は…
- 育児休業に関する法律の知識が浅い、もしくは無い(労働者も、会社側も)
- 日本人特有の「迷惑をかけてはいけない、周囲の目が気になる」という空気感
主にこの2つです。
「制度は充実しているけど、職場が取りづらい雰囲気なんだよなぁ。。。(^◇^;)」というやつですね。
積水ハウス運営の「イクメン白書」でも、
育休が取れない理由の上位に、こうしたものが上がっていました。
だからこそ、
今はチャンスかな、と。
20年分の変化が一気に起こってきているわけです。
育休に対する空気感が、
確実に変わってきているんです☆
もちろん、人によって「そういうタイミングじゃない」とか
別ののっぴきならない事情で取得できない、ということはあるでしょう。
しかし、「取得したいけど、取得しづらい。。。」はもったいない!
と思うわけですd( ̄  ̄)
この機会に、自分の人生のために
大切な子どもとの時間をとってみませんか?
まとめ
✅2020年度の男性の育児休業取得率が12.65%に
✅昨年比で5%以上上昇
✅この流れは今後加速していく
✅男性育休に関する20年間分の変化が、この1年で一気に起こった
✅2022年から改正育児・介護休業法が施行され、より育休が取得しやすく
✅一方で、保健所での1歳半検診はまだまだ女性頼みの現実あり
✅制度は整った。あとは個人の“選択”。
✅自分にとっての幸福を目指そう
「育休が幸福を呼び寄せる理由〜『「幸せをお金で買う」5つの授業』のレビューより〜」で、
- 人は経験にお金を使う方が幸福度が高い
- やったことよりも「やらなかったこと」への後悔の方が大きい
という話をしました。
男性育休も、これとリンクするよなぁ…と思っています☆
✅育休は「いま」この時にしか取得できない経験である
✅(子どもは成長するので)いまやらなければ後から取り返せない
このあたりがポイントでしょうか。
とはいえ、もちろん強制するわけじゃないです。
個人の幸福の追求をしていく過程で、
「育休取得」という選択があってもいい、と思っていただければ幸いです♪