あなたは何らかの保険に加入していますか?
いま何も加入していなくても、子どもが生まれると(あるいは生まれる予定)
保険をかけたくなりますよね(笑)
ただ保険に関してはかなり複雑な仕組みのものが多く、
素人では理解が難しいですよね。。。
結果として、損をしてしまう可能性もあります(T . T)
焦って損をしてしまう前に、ぜひ一度勉強してみましょう♪
この記事は…
・プレママ、プレパパ
・将来、子どもを持ちたい方
・小さいお子さんをお持ちの方
に役立つ記事です。
もくじ
保険を薦めない派の意見を聞いておく意味
結論からいきましょう。
「反対派の意見を聞いておくことは、とても大切なことだ」ということです。
物事を深く知るには賛成派だけでなく、
反対派の意見も同じくらい聞き、
その上で判断するのが妥当です。
コレは、私の短い人生経験の中で言えることの一つです。
↓ 今回、参考にしたのがこちら。
ちなみにKindle unlimitedでも読めましたよ♪
Kindle unlimited利用の感想については
こちらをご参照ください。
理由・根拠
1.保険反対派の人はかなり少数
「俺、生命保険に入ろうと思っているんだけど。。。」と
相談を持ちかけたら、きっとあなたの周囲の多くの人が
肯定的な返事をするのではないでしょうか。
それだけ、民間保険は日本人にとって身近なものです(^_^)
生命保険文化センターの令和元年度「生活保障に関する調査」によると、
生命保険に加入している人は、男性では81.1%、女性では82.9%となっています。
成人の8割以上が加入しているそうです。。想像以上の加入率(^^;;しかも
前回(平成28年度)の調査より男性は0.5ポイント、女性は1.6ポイント増加しています。
(公益財団法人 生命保険文化センターH Pより抜粋)
ということは、反対派の意見を聞く機会が必然的に少ない、ということです。
2.メディアが真実を放送しているわけではない
テレビやラジオなどのCMは、必ずしも真実を語っているとは限りません。
いや、嘘を言っている、という意味じゃないですよ(-。-;
事実の「切り取り方」が、保険会社にとって都合の良い形になっているのは
間違いありません。
『いらない保険』の中でも、
大手メディアのスポンサーである保険会社にとって都合が悪い事実を伝えるのは、
一部の雑誌やWeb媒体くらいですし、営業担当者や代理店への教育も
販売促進情報の提供に偏っているからです。
なお、ここではそれが良いかどうかの議論はしません。
コレだけ情報が溢れた世の中で真実を探すのは、実は結構大変な作業です。
いわゆる「メディア・リテラシー」が問われるわけですね。
3.人生の中で高額な買い物である
自動車・マイホーム・保険、
この3つが“人生の3大支出”と言われています。
それだけ保険は高額な買い物なんですよね(^◇^;)
でも多くの人がそう思わないのはなぜでしょう?
それは「分割で支払っているから」です。
年間で15万円ほど支払っている人が
もしそのままあと30年支払い続けたとすると、
15万 × 30年 = 450万円!
運よく?長期の入院が必要な病気になったとすれば、
それを上回る保険金が下りるかもしれません。
しかしそれは確率論になってしまいますし、
❎「長期入院が必要な病気になっても保険があるからもっと働こう!」
⭕️「そもそも入院が必要な病気にならないように健康に気を使おう!」
ですよね?(^◇^;)
「いらない保険」の中では…
1.保険料の内訳
「いらない保険」の中に、コレぞ保険料の真理!と言える図があります。
私たちが支払っている保険料は、
「当たり前のことですが」その何割かが保険会社の経費・利益となり、
それ以外の費用が加入者の保険料として支払われる仕組みです。
そして、保険料が発生する事案が実際に起こる確率は相当に低く、
支払うべき金額が、集めた保険料を上回ることはほぼありません。
(あれば保険会社は倒産ですね。。。)
2.保険は儲かるビジネス
2018年、台風21号により関西国際空港が被害を受けたのは記憶に新しいですよね?
日本損害保険協会によれば、西日本豪雨の保険支払い額は1956億円。
これに対し、台風21号は1兆687億円と桁が1つちがう。
東日本大震災の支払額は1兆2346億円だったことからほぼ匹敵する規模だ。
驚くべきは1兆687億円の保険金を支払っても保険会社が倒産しない、という事実です。
純粋にすごいですよね(笑)
それだけ儲けがあるビジネス、と言えるでしょうね。
3.民間保険におすすめはない
本書P 49では…
「同世代のゆうじにゃ知人たちに『これから、保険はどうしたらいい?』と尋ねられた時は、
『健康保険だけでいい』と伝えることにしています」
複数の保険会社で、商品設計関連の仕事を続けてきた方に話を聞いたところ、
こう断言されました。
とあります。
身もふたもない話になってしまいますが。。。(-。-;
それだけ「公的な健康保険が充実している証拠」とも述べています。
じゃあ、どの保険も入らない方が良いの?→私の結論
世界では「民間保険にはできるだけ入らないようにする」が基本的な考え方、
日本でもお金持ちは保険に入らない人が多いそうですね。
堀江貴文さんは生命保険は全く入っていない、と公言していました☆
「高額療養費制度があるから全部貯金で賄えるから良い」と。
ただし、家族形態・年齢・持病などの様子によって、
保険の要不要は大きく変わってきてしまうので、一概に
「保険はみんな必要ない!」とも言えませんし、
「みんな、この保険は必要だ」とも言えません。
私がいろいろなものから勉強した結論としては…
✅学資保険 → 必要なし
✅死亡保険 →低額でも良いが、必要
✅医療保険 →不必要という論調が多い。
✅貯蓄型保険 →必要なし。
✅自動車保険・火災保険→低額で良いが、必要
私自身も24歳の時から保険に加入しています。
ライフステージが変わるごとに保険の種類や金額も増えていきましたが、
今年、いったん見直しをしてスリム化させました。
結果、年間で7万円ほど削減しました。
保障が薄くなったものもありますが、
保険会社を変えてほぼ保証が変わらずにコストが1/2になったものもあります。
今までは「何となく不安。。。」という理由で入っていたものも、
きちんと勉強して、その不安の中身を知れば、
必要なものと、不必要なものに分けることができますよ♪
まとめ
✅保険に入っている人は一度見直してみることをおすすめ
✅その際に「反対意見」を取り入れておくと、本質が見えてくる
✅メディアリテラシーを高め、真実を見極めよう
✅保険会社は、保険料から経費を差し引いて保険金として出しているビジネス
✅必要・不必要は、自分しか判断できない
いかがでしたか?
不必要な保険を解約すると、これまでより自由なお金が増えてきます。
子どもの教育資金は青天井ですから増えすぎには注意ですが、
必要なものは費用をかけてあげたいですよね( ・∇・)
ぜひ今週末にでも、夫婦で見直してみてください☆