【いま考えるべき日本の男女格差問題】将来、娘が生きやすい社会を作るにはどうする?

連日報道されていますが、東京五輪組織委員会の森喜朗会長の発言が波紋を広げていますね(^◇^;)

(時事通信社:森会長の発言「性差別」 海外メディアが批判―東京五輪)

この問題を受けても、森会長は辞任する様子はありません。

まぁ、私自身も「辞任すりゃいいってもんじゃないでしょ」と思っています。

むしろこの問題を通して、

日本全体にはびこる「悪しき男女格差の意識」を

少しでも排除すべきではないかな、

そう思っていますd( ̄  ̄)

こんな方に役立つ記事です
・プレママ、プレパパ
・娘さんをお持ちの方
・将来子どもが欲しい方
・森会長の発言になんとなくモヤモヤした方

ぜひ最後までご覧ください♪

娘たちが大きくなる頃までに、男女の垣根をなくそう

結論からいきましょう。

日本の男女格差は世界的に見れば“絶望的”なレベル。

しかし、これを変えていくのは制度でも法律でもなく、

私たち自身の「意識改革」しかない。

変えていけるのは、自分たちだけ。

日本のジェンダーギャップと国民の意識について

1.世界の中での立ち位置

すでにいくつかのテレビ番組などでも報道されているが、

日本の男女の地位の格差というのは世界の中でも相当に大きいようです。

世界経済フォーラムが発表している「ジェンダーギャップ指数」では、

日本は世界153ヵ国中121位です(⌒-⌒; )

 

(参考「男女共同参画局」HPより引用)

ジェンダーギャップ指数
この指数は、経済、政治、教育、健康の4つの分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を示しています。

これ、相当まずいよねってことに気がつかなきゃですよね☆

ちなみに、各分野ごとの数値は以下の通りです。

政治に関しては絶望的な数字ですね。。。(^◇^;)

参政権は男女に認められているものの、

女性国会議員の比率は9.9%など10人に1人にもなっていない状況だそうですから、

ある意味では当然かもしれません。

 

2.憲法に書いてあっても変わらない

日本国憲法24条
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。」

まぁ、これは「婚姻」に関するものであって、

本質的に男女平等を訴えている条文ではないのですが、

日本国憲法下でも当然ながら、男女の権利は平等とされています。

その他にも

「男女雇用機会均等法」や「男女共同参画社会基本法」など

男女の権利に関する法律は存在しています。

 

 

ところが現実は、1でお話しした通りです。

 

制度や法律は大切ですが、

それだけあれば全て解決!というわけではないですよね(⌒-⌒; )

 

3.国民の意識は?

 先の1で述べましたが、

日本の下院(衆議院)議員のうち女性の割合は他国と比較しても低いです。

とはいえ、その国会議員を選んでいるのは誰でしょう?

 

…そうです。他ならぬ、私たち一般国民ですよね☆

被選挙権は男女ともに認められていますし、

出馬にあたってのハードル自体は性差はそれほどないと思われます。

それでも9.9%しか女性議員がいない、という現実があります。

これはどう考えたらいいのでしょうか?

 

私は「日本国民自身が“無意識のうちに持っている性差による先入観”を

取り除いていくこと」が必要と考えます。

これ、そうとう難しいですよね。。。(⌒-⌒; )

私自身も、正直あると思います。。。。

長年にわたって「当たり前だと思ってきたこと」を覆すのは容易いことではありませんが、

それでもやっていくしかありませんよね。

だって、自分の子どもたちがそれによってマイナスな影響を受けるのは、

やっぱりしっくりきませんもの☆

アメリカ人の視点〜厚切りジェイソン氏の発言より〜

先日、この問題を取り上げていたテレビ番組に

厚切りジェイソン氏が出演していました。

その時に、彼がこんなことを言っていました。

ジェイソン「私は娘が3人いますけれども、正直日本よりアメリカの方が将来働きやすいと思っています。

日本は経済的には女性はやりにくいと思う。」

場合によってはアメリカ移住か?ということも視野に入れているそうです。

彼は「日本はいい国」と思っているそうですが、

娘を持つ父親目線で考えてみた時には、

日本という国は「働きづらい国」「女性が経済的には成功しにくい国」という認識があるそうです。

 

私は海外に居住したことはありませんので、

こうした外国の方の意見は、今後の日本の男女関係を考える上で非常に参考になります♪

なぜこの問題を取り上げたのか?

今回、この問題を記事にしようと思ったのは、

やはり私自身の「育児休業経験」が大きいです☆

 

男性の育児休業取得率は7.48%(2019年)とまだまだ低水準ですが、

これも国民の男女格差の意識が生み出しているもの、と言えそうですよね。

もちろん産休は女性だけのものですが、

その後については、50:50でもおかしくないのでは??

 

男性育休が増えたらいいな、という私の想いは、

根本は日本の男女間のギャップがもっと埋まればいいのにな、

ということなのかもしれません。

まとめ

✅五輪組織委の森会長の発言から日本の男女間のギャップについて
✅世界経済フォーラムの発表によれば、日本はのジェンダーギャップ指数は世界121位
✅特に「政治」や「経済」分野での格差が目立つ
✅憲法や法律では男女の権利は同等と記載されている
✅結局は、国民の「意識」の問題が大きそう
✅アメリカ出身の厚切りジェイソン氏によれば「娘が将来働くならアメリカの方が働きやすそう」
✅海外から見た日本は、かなり男女格差がある様子
✅男性育休が増えないのも、根っこは「男女格差」の問題なのかも

いかがでしたか?

この問題には唯一の正解はありません。

一人一人が自分の頭を使って考え、

少しずつ行動していく、これだけですね。

一人の行動が誰かに影響を与え、

また誰かの行動を促していく。。。。。

そうやっていつの日にか、日本のジェンダーギャップ指数が

世界と肩を並べる日が早く来るように、

微力ながら私も発信をしていきますd( ̄  ̄)

何かの参考になれば幸いです☆

 

 

 

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