あなたは最近、アスレチックってやりましたか?
「子どもの時はやったけど、大人になってからはさっぱり。。。(-。-;」という方が
ほとんどではないでしょうか?
アスレチックのような全身を複雑に使う動作は、
小さな子どもの成長に良い刺激をたくさん与えます。
この記事は…
・プレママ、プレパパ
・小さなお子さんをお持ちの方
・子どもの運動能力を高めたい方
に役立つ記事です。
ちなみに当記事の”アスレチック”とは、以下の”フィールドアスレチック”を指しています。
1970年に実業家の井坂弘毅(日本フィールドアスレチック協会理事長によって考案された。
名称は英語のfield(野外)とathletic(運動)を組み合わせた造語。
実際の英語では、類似した施設をアドベンチャーパーク(adventure park)などと呼んでいる。
Wikipediaより抜粋
もくじ
子どもとの週末遊びにアスレチックが最適
週末などお子さんと遊ぶ機会がありますよね。
最近は近所の公園などでも良い遊具がたくさん出てきましたが、
たまにはフィールドアスレチックはいかがでしょうか?
普段は無いような発見がたくさんありますし、
アスレチックでしか味わえないような経験もできますよd( ̄  ̄)
またアスレチックが子どもに与える刺激は、
子どもの脳を健全に成長させてくれます☆
週末アスレチックがオススメできる6つの理由
1.大事なのはより良い「非陳述記憶」を作ること
陳述記憶とは、いわゆる”記憶”として私たちが意識していること、
言葉で表現できるものを指しています。
一方で非陳述記憶とは、「言葉にすることができないもの」を指しており、
自転車の乗り方や車の運転の仕方などが当たります。
「速効!5分で伸びる 子どもの走り方トレーニング」の著者・木村匡宏さんは
この非陳述記憶は、一度、学習してしまえば長期間、保存されるという特徴があり(中略)
良い動作を記憶している子どもと、そうでない子どもがいるのです。(中略)
より良い動きを非陳述記憶として持つことができるように、記憶の入れ替えを行っていきます。
と述べています。
アスレチックでは複雑な動きをしながらクリアしていく経験が積めるので、
やればやるほど、全身の使い方が上手になっていきます。
小さなうちに、より良い動きの記憶を作っておくことは、
その後の運動にも大きく影響するわけですね(-。-;
2.身体を動かすことが”楽しい”という感覚をつけられる
運動をすることが”好き”な人は、歳をとっても運動し続けます。
我が家の近所のテニスコートでは、平日の昼からシニアの方々がたくさん
テニスをしていますよ(笑)健康そうでいいなぁ。。。(^◇^;)
逆に嫌いな人は、どれだけその必要性を説かれても、なかなかやりません。
この違いは、小さな頃にどんな体験をしてきたかが大きく影響します。
人間の脳の大脳辺縁系では「(運動を)やりたい・(運動が)楽しい」などの
意欲や感情が関係しているそうです。
また「(運動して)気持ちいい・スッキリした」といった感覚も関係しています。
先述した木村氏によると
特に小学校に入るくらいまで、その部分がとても大切になります。
「やりたい」「楽しい」「気持ちいい」というものがなかったら、
運動をやろうとは思わないでしょう。
また
楽しくて気持ちいいことが次々に起こると脳は興奮します。
脳全体が興奮すると、神経細胞の働きが活発になり、
ニューロンの連結が増えたりスムーズになったりすることが
研究から明らかになっています。
ウチの娘もアスレチックやってるときには涙目でしたが、
終わったときには「楽しかった!もっかいやる♪」と繰り返しやってましたよ☆
3.恐怖感から”真剣に”やる
これが一番ではないでしょうか?(^◇^;)
アスレチックって(ものにもよりますが。。。)子どもがやるにしては、
ずいぶん怖そうなやつがたくさんあります☆
公園の遊具とは段違いのレベルなので、
ヘルメット・グローブ・ハーネスなどの安全装具を付け、
係員の補助を受けながら遊ばなければならないものもあります。
それだけ本格的だということですし、
クリアするためのハードルが高いものもある、ということです。
4.どうやったらクリアできるのかを考える観察力がつく
アスレチックは基本、やり始めたら戻ることができないものが多いです。
前に進むしか無いんですね(-。-;
後ろからどんどん別の子供たちがやってきてしまいますから、
もじもじしている場合ではなくなります。
「前に進まなければいけない!」という環境の中で、
「どうやったらこれをクリアできるのか?( ̄O ̄;)」を必死に考えるはずですよ♪
5.実際に身体を動かす筋力がつく
どうやったらクリアできるのかを考えた果てに、
実際に身体を動かしていく必要があります。
ロープの上を歩いていかなければいけないものだったりすると、
内腿の脚の筋力を思わず使ったりして、
普段は使わないような筋力がついてきたりしますd( ̄  ̄)
我が家が体験した時にはスタッフの方が
「大人の方がやると、翌日は間違いなく筋肉痛になります(笑)」と
言ってましたね(-。-;
6.帰る頃には力を使い果たしてぐっすり
結果として、全力でやり切るので帰る頃には疲れてぐっすり♪
もちろんその日の夜も、寝入りはすぐです。
週末まで寝かしつけするの大変ですよね??(^^;;
そういう意味では非常に助かりますよ(笑)
星野リゾート・リゾナーレ八ヶ岳「森の空中散歩」をやってきた
↑ リゾナーレ八ヶ岳 公式HPより抜粋
山梨県にある星野リゾートの一つ、「リゾナーレ八ヶ岳」。
ここに子ども向けのアクティビティの一環として、
「森の空中散歩」という名の有料アスレチックがあります。
1.5つのレベルに分かれている
年齢や身長に応じて、レベルが5段階に分かれています。
↑ リゾナーレ八ヶ岳 公式HPより抜粋
レベルが細かく分かれているので、
我が子の状況に応じて、合うものを選べますよ☆
2.安全器具がバッチリ
娘が実際にやったのはKIDSコースです。
地上1.5mに設置されたアスレチックを進んでいくコースです。
まぁ、そんなに高いわけでは無いですが、ヘルメットとハーネスをつけてくれました☆
親的には「これだけ安全器具ついてたら、全然心配ないわ〜( ・∇・)」という感じですが、
子どもとしてはそうでもないようです(笑)
3.親がすぐそばでフォローできる(というか必須)
KIDSコースのすぐ脇で、保護者がフォローできるようになっております。
ハーネスの器具がワイヤーの金具に引っかかって進めなかったりしたり、
子どもが怖くて進めなかった時に、
親がちょこっと階段を上がって行って、フォローするためだそうです(^◇^;)
娘は最初「全部できるよ♪簡単だよ(o^^o)」と自信満々だったのですが、
実際にやってみると怖すぎて目から涙がにじんでいました。。。(笑)
そして「おとーさん!手!て!て〜〜〜〜〜〜!!」と叫ぶ始末。。。
何事も「言うは易し、行うは難し」ですわね(-。-;
とはいえ、親としてはいつでもフォローができて安心感ありましたよ( ^ω^ )
有料のものって案外高くない??
今回私が体験したのが、有料のアスレチックでした。
1回につき2100円。。。初めは”意外と高けぇな。。。(-。-;”と思いました(笑)
安くはないですよね。
ここの価値観は色々あると思いますが、
有料であるからこそ、ハーネスやヘルメットなどの防具、
スタッフの指導などが受けられるのだと考えると、
一度は体験する価値があるかなぁ。。。。と思いました。
ちなみに KIDSコースは地上1.5mのコースでしたが、
それ以外は地上5mのコースですΣ(・□・;)
5mのコース、無料ではなかなかないでしょうね。。。
いつも、というわけには行かないかもしれませんが、
たまに”非日常”の経験をすることは、
子どもにとっても良い刺激になりますよ♪
まとめ
✅週末アスレチックがオススメできる理由をご紹介
✅全身を動かす非陳述記憶を作れ、身体を動かすことが”楽しい”と思える
✅クリアするための観察眼が養われたり、実際に動かす筋肉がつく
✅帰る頃にはぐっすりなので親も楽チン♪
✅有料のものだからこそできる体験もある
いかがでしたか?
子どもの運動神経系の発達は、3〜6歳くらいによく成長すると言われます。
時期を逃さず、色々な体験をさせることで、
様々な身体の使い方を覚えていきますよ☆
週末アスレチック、ぜひ探してみてください( ・∇・)