【こどもちゃれんじ】デジタルワークをやってみて分かったメリット・デメリット6選

昨年度末までに、全国の小中学生対象に「一人一台」のタブレット端末配布が行われています。

今後、教育の場でもいわゆるICT化が進んでいきますが、

「本当にタブレットで勉強できるの??(-。-;」と心配な方も多いと思います。

日本経済新聞「デジタル教科書、紙と併用へ 24年度に全面移行せず」の記事でも、

子どもの健康への影響や教員の習熟度に不安があることなどから、デジタルへの全面切り替えは見送る。

としており、

新しいデバイスだけに慎重になっているようですね。。。

 

そんな中、「こどもちゃれんじ」を展開するベネッセが、

会員向けのサービスとして「デジタルワーク」という

スマホ・タブレットのアプリを無料で始めています。

今日はこのデジタルワークのレビューをお届けします♪

こんな方に役立つ記事です
・プレママ、プレパパ
・こどもちゃれんじに興味のある方
・タブレット学習ってどうなの?と心配な方

ぜひ最後までご覧ください☆

全体的には良くできている。しかし今後のアップデートに期待の部分も。

結論からいきます。

さすがベネッセさん☆全体的にはよくできてますね!(上から目線…(笑))

これ単体での学習というよりは、

紙のワークとの“併用”によって定着率を上げよう、という試みのように感じました☆

しかし!

いくつか今後のアップデートに期待したい部分もあります(⌒-⌒; )

すぐ直るような気もするんですけどね。

デジタルワークのメリット4選

1.子どもが一人でやり切れる

デジタルワークを始めてから、私自身もドキドキしながら見守っていたのですが、

ほぼ何の心配もなく、一人でしっかりやっていました♪

  • 問題がキッズワークの類題だったこと
  • 動かし方のレクチャー画面が出てくること

このあたりがポイントだったかと。

このくらいの年齢の子だと勉強自体に親が関わることは良いことではあるのですが、

正直、一人でやってくれるならありがたいですよね(^◇^;)

 

2.配信日が区切られている

ごく簡単なことなのですが、これがありがたかったです(笑)

デジタルワークは1ヶ月に90問配信されるのですが、

10日ごとに30問ずつ配信されるようにスケジューリングされています。

おそらく前月の25日・翌月5日・15日の3回が配信日となっているっぽいですね。

 

↓ こんな画面が出てきます。

どうしても子どもというのは、楽しいものはどんどんやってしまいますよね(^◇^;)

楽しみを後にも継続させるには、少しずつやることが大切なのですが、

紙のワークだとそれが守れないことも。。。

しかし、デジタルワークだと少なくとも月に3回の配信となるので、

一気に全部をやり切って「もう全部やっちゃったから、やることないよ〜( ´Д`)y━・~~」とはなりません。

いや、これはありがたい。

 

3.時間制限機能がついている

子ども向けなので当たり前と言えばそうなのですが、

このアプリでは連続使用時間があらかじめ設定できます☆

10〜30分まで1分単位で細かく設定でき、

時間になるとしまじろうがやめるように促してくれます。

私自身がタブレット学習で心配なのは、この「時間」でした。

やはり長時間の使用は心配なので、

タブレットを持たせるときは私自身が

「ほら!そろそろ時間になるよ。おしまーい(`・∀・´)」と促していました。

でもこの機能のおかげで、

こちらが何も言わなくても終わりにしてくれるようになっています。

うん、ありがたや、ありがたや(笑)

 

MEMO
デジタルワークでは「リマインド設定」という機能もあります。曜日と時間を設定すると、デジタルワークをやるのを教えてくれるわけですね。

スケジューリング、という意味ではこちらも良い機能だと思います。

 

4.問題がやさしめ

これはメリットともデメリットとも捉えられますね(^◇^;)

いま娘がやった問題を見る限りにおいては、

先述したとおり、通常のキッズワークとほぼ同じレベルの問題が

出題されているように思います。

おそらくデジタルワークの狙いが「反復練習」ということなのでしょう。

どんなものでも繰り返しやることにやってマスターする部分はありますし、

「なんか分量が足りないかも。。。(-。-;」と思って

オプション(知育プラス)にまで手を出した私としては、歓迎すべきことです(笑)

 

デジタルワークに「応用・発展」を期待しているとしたら、

ちょっと肩透かしにあうかもしれませんので、ご注意をd( ̄  ̄)

気になった点

1.やたら待つ

たまたま?かもしれませんが、

デジタルワークの初回起動時には上の画面が出たまま、

数分間ずっと動きませんでした。。。

何度か仕切り直しして、できるようにはなったのですが、

プチストレス(-。-;

子どもにやらせる前でよかったです。

 

2.ワーク・動画視聴の際の向き

このアプリからワークをやったり、

動画を視聴するときに、

画面が自動的に横向きになります。

それ自体はいいのですが、

問題はその“向き”。

 

↑ 画像を見ていただくのが一番かと思いますが、

一口に「横向き」と言っても、なぜかこの向き固定なんですね(⌒-⌒; )

気にならない人も多いのかもしれませんが、

私自身は(右利きなので?)ボタンが右に来るように視聴することが多いので、

ちょっと違和感。。。。^^;

 

というかiPadのMagic Keyboard接続用端子はボタンが右にあるときに

ちょうど下になる側についてたぞ!!

 

実はアプリのレビューでこれを指摘している方がいました。

まぁ、子どもはそんなに気にしないか??

タブレット学習の功罪

まだまだ世界中でタブレット学習の効果について

研究が進んでいる最中ではありますが、やはりタブレット学習に慎重な論調も多い気がします(⌒-⌒; )

また『スマホ脳』の著者であるアンデシュ・ハンセン氏によれば、

生徒の半数には紙の書籍で短編小説を読ませ、残りの半分にはタブレット端末で読ませた結果、紙の書籍で読んだグループの方が内容をよく覚えていたという。

“特によく覚えていたのは、話の中でどういう順番で出来事が起こったかだった。考えられる説明としては、脳がデジタル端末のメールやチャット、更新情報などがくれるドーパミンの報酬に慣れ切ってしまっているからというものだ。脳が文章に集中するよりも、報酬がないことを無視するのに貴重な処理能力を費やしてしまい、結果として学びが悪くなるのだろう”(『スマホ脳』p.183より引用)

gooニュース「デジタル教科書で子どもたちがバカになる? ICT教育の最先端、北欧で示された衝撃データ

かと言って、この時代に全ての学習を紙と鉛筆でやらせるのは無理があると思いますし、

教育現場だけがIT化に遅れすぎていても、

大きくなった時にデジタル化が進んだ社会生活についていけなくなるのも困りますよね。

そもそも日本は、欧米諸国と比較してすでに遅れてますしね。。。(^◇^;)

 

今のところはデジタル化によるメリットを享受しつつ、

「併用による学習が無難」ということになりそうです☆

まとめ

✅こどもちゃれんじ「デジタルワーク」のレビュー
✅一人でやり切れる
✅配信日が区切られている
✅時間制限機能がついている
✅問題がやさしめ
✅やたら待つ・ワーク、動画視聴時の向きが気になる
✅紙の方が定着率が高いなどの研究結果あり
✅当面は、紙との併用でやっていくのが無難か

いかがでしたか?

我が家も娘が小学校に入るときに、もう一回学習手段の見直しをしようと思っています。

そのために色々体験してみようと思うので、

やったらまた記事にしていきますねd( ̄  ̄)

何かの参考になれば幸いです♪

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

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