大掃除をきっかけに“お手伝い”を習慣化しよう。お手伝いをすると学力向上する??

年末ですね☆

年末といえば、大掃除。

あなたの家では終わりましたか??(^◇^;)

お子さんがいらっしゃるなら、ぜひ一緒にやってもらいましょう。

さらにこれを機会に、日常でも一緒に掃除ができると良さそうです。

その理由とは…

こんな方に役立つ記事です
・プレママ、プレパパ
・小さなお子さんをお持ちの方
・将来子どもを持ちたい方

子どもに“お手伝い”の習慣をつけると将来が明るい

結論からいきましょう。

子どもには、掃除や料理などの家事を積極的に「手伝って」もらいましょう。

それは手伝ってもらう親自身のためではなく、

子どもの将来にとって、プラスの影響が大きくあるためです( ・∇・)

え?自分でやったほうが早いって??

そこをなんとか踏ん張りましょう。。。(^◇^;)

お手伝いを早めに習慣化する効果

米国ミネソタ大学のマーティー・ロスマン教授は、

未就学児84名を集めて、お手伝いの習慣があるかどうかを調べました。

そして、その子たちが10歳、15歳、20代になったときにどのような影響があるかを調べてみたのです。

すると…

実験の結果
3〜4歳の時期にお手伝いを始めていた子供は、
10代でお手伝いを始めた子供やお手伝いを全くしなかった子どもに比べて、

⭕️成績がよく
⭕️仕事で成功しやすく
⭕️家族や友人との関係が良好で
⭕️自分のことは自分でできる

これはすごい成果ですよね。。。(^◇^;)

もはやお手伝いさえしていればパーフェクトなんじゃないかと思うくらいに(笑)

 

なお、ハーバード大学で行われた別の研究では、

子供の頃にお手伝いをする子供ほど、

大人になってからより良い精神状態になることが報告されています。

スムーズにお手伝いをしてもらうために

1.子どもが自分でできる環境を整える

子どもにお手伝いをしてもらうためには、

子ども自身が自分でできるような環境にしておくことが重要です。

『わが家を最高の「モンテッソーリ園にする」61のメソッド』では、

子どものクラス家にふさわしい家具について(中略)
幼児でも動かせるほど軽い家具がいいとしています。
壁には、家族を写したカラーの細密な肖像画か、写真を飾ります。
ポイントは、子供の目の高さに配置することです。(中略)
同じことは、他のもの(本や玩具、絵だけでなく服や食器)にも
当てはまります。
誰の力も借りずに、自分の手に取れるようにしておきましょう。

例えば、我が家ではこんなものを使って、

料理の時に長女に手伝ってもらったりしています。

 

これは掃除や洗濯についても同じようなことが言えます。

掃除道具については、↓こんなのを我が家では使っていますよ♪

私がクイックルワイパーをかけていると、

娘は素早くこれを出してきて、

「私もやる!!( ・∇・)」と

全力で一緒にやろうとします☆

まぁ、飽きるのも早いんですけどね(笑)

モンテッソーリ教育では、活動や作業の意欲を高めるため

掃除道具は見た目も美しいことが重要視されています。

 

美しいかどうかは別にして、

やはり「自分だけの掃除道具がある」ということ自体が、

本人の掃除意欲を高めている実感は私自身もありますよ♪

 

2.洗濯を手伝ってもらう

ここは道具ではなく、取り組みの姿勢について述べていきます。

 

洗濯は大人にしてみれば、

洗濯機に放り込んで、

洗剤を入れてボタンを押し、

脱水が終わったら取り出して干す。。。

という他愛もない作業でしかありません(^◇^;)

 

しかし、子どもにとってはこの作業の一つ一つが

大きな成長のきっかけになり得ます☆

先に紹介した『わが家を最高の「モンテッソーリ園にする」61のメソッド」では、

以下のように提案しています♪

子どもと一緒に洗濯する
  1. 洗濯せっけんをつけてこすり汚れが消えるところを見せる
  2. 洗濯機の役割について説明
  3. 洗剤を子どもに入れてもらい、洗剤が汚れを落とすことを教える
  4. 洗濯機のボタンの機能を説明し、スタートボタンをおす
  5. 洗濯機が回っているところを見せる
  6. 洗い終わったら洗濯機から取り出してもらう
  7. 洗濯物の匂いを嗅いでもらう
  8. 洗濯バサミの使い方を教える
  9. やり方を先に見せ、簡単なものから干してもらう

子どもと一緒にやると進まない。。。

「子どもと一緒に掃除なんかしてたら、日が暮れてしまうわ!!(-.-;)y-~~~」

と思うかもしれませんね。

それは、否定できません(笑)

 

先の洗濯一つとっても子どもにきっちり教えながらやるので、

項目が細かく大変ですよね(-。-;

 

ただ、毎回毎回、同じことを教えるわけではありません。

先の洗濯の例をとってみれば、

毎回洗濯せっけんで洗って見せたり、

毎回ボタンの説明をする必要はないでしょう(^◇^;)

次回やる時には、忘れてしまったところだけを補っていけば、

だんだん教えることは減っていきますから、

こちらもどんどん楽になっていくはずです☆

 

私自身の塾講師経験で実感したことの一つは、

“子ども自身の成長スピードに我慢できる親と、できない親がいる”ということです。

我慢できずについ色々な口を挟んでいくと、

逆に成長スピードが鈍化するように感じられるケースも見てきました。

どこまでいっても、子ども自身が「学びの主人」であって、

親はそのサポートである、という点を忘れてはいけないのでしょうね。

まとめ

✅お手伝いの習慣をつけると子供の将来は明るい
✅具体的には、成績がよくなる
✅仕事で成功しやすくなる
✅家族や友人との関係が良好
✅自分のことは自分でできる、という効果が見込める
✅またより良い精神状態になることも
✅手伝ってもらうには「子どもが取り出しやすい・使いやすい道具にする」
✅初めは一緒にやる。教えながら細かく、丁寧に
✅自分でやったほうが正直早い。しかしやがて子供も成長してくる

いかがでしたか?

今日、明日あたりは全国的に寒いそうですね☆

大掃除をきっかけに、子どもにも掃除をする習慣をつけてみませんか?

遠い将来、それが大きな実を結ぶかもしれませんよ☆

何かの参考になれば幸いです♪

 

(参考図書)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA