小さいうちから勉強させておくことは実は“経済的”?〜早期教育のメリットと注意点を解説〜

子どもが大きくなってくると、

どこからともなく通信教育のDMが届いたりします

「通信教育かぁ。。。こんな小さなうちから勉強なんてしなくてもいいよね?!」

なんて思っていませんか?

その答え、

塾講師歴18年の私から言わせれば

「もったいなーーーーーーーーーーーーーーーい!\\\٩(๑`^´๑)۶////」

です(笑)

超エリートに育てる気がなくても、

実は早期から子どもを教育しておくことは、

実は最も経済的なんですね☆

それは…

 

この記事は…

・プレママ、プレパパ
・小さな子どもをお持ちの方
・将来子どもを持ちたい方
・教育産業にお勤めの方

に役立つ記事です。

幼児のうちから学習させるのは経済的!ただし本人とよく話すこと

結論からいきましょう。

子どもが小さいうちから何らかの学習(勉強)をさせるのは実は経済的です☆

また親の精神的コストも小さくすることができメリットが大きいです。

しかし!

親が先走って色々と決めてしまうと後悔することになりかねません。

子どもが小さくても、よく話をしながら

子どもが「これなら興味を持てそう!」というタイミングで始めてみてくださいd( ̄  ̄)

理由・根拠

1.早期教育の収益性は高いから

早期に子どもを教育しておくことは

実は最も効果が高く、収益性が高いです☆

「教育を収益で考えるなんて不謹慎だ!!(・Д・)」という声も

ありそうですが聞いてください。

 

教育経済学の世界では幼児に教育するのが最も効果的であること知られています。

少し前に話題になった「学力の経済学」(中室牧子著)でも

もっとも収益率が高いのは、
子どもが小学校に入学する前の就学前教育(幼児教育)です。
(中略)人的資本への投資はとにかく
子どもが小さいうちに行うべきだということを示しています。

『学力の経済学』より抜粋

と述べられています。

要は、中学生や高校生になってから慌てて塾に行ったり、

猛勉強を始めるよりも、

細くても、長ーく続ける方が収益性が高いことがわかっています。

“収益性が高い”とは、つまり

かけたお金に対して、大人になってから返ってくるお金が多い、

ということです。

将来、より高収入の仕事につける可能性が高いわけですね☆
(つまりその収益が親に入るわけではありません(^^;;)

 

私自身の実感としても、

やっぱり小さいうちから塾に通っていた(勉強していた)子の方が、

基礎がある分、成長しやすいので余計なお金をかける必要がなくなると思います。

 

また学力があることは

✅進学の際に有利な条件の奨学金を手にできたり
✅特待生扱いになって塾や高校での授業料が免除されたり

と大人になるまでの間でもメリットがあり、

元が取れる可能性が十分にありますよ♪

「学力」の経済学

「学力」の経済学

  • 作者:中室 牧子
  • 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2015年06月中旬

(関連note「幼児教育って大事?根拠ある早期教育の重要性」)

 

2.「勉強」という感覚でやらないから

ここから先は、早期教育によって

親の精神的コストが小さくなる、というお話です( ・∇・)

 

そもそも小さい子どもは

「これは勉強だ!」と思ってやっていません(^◇^;)

たとえ口で「わたし、べんきょうしないといけないから。」と

言っていたとしても、です。(↑ちなみにウチの子の台詞です(笑))

 

せいぜいパズルとかゲームの延長線上にあるものとして

取り組んでいることが大半なので、

それほど嫌がることもありません☆

 

3.体験から学んだことは忘れにくいから

単純に問題集を解いていくよりも、

覚えやすくなる方法があります。

それは…

 

“五感をフルに使うこと”ですd( ̄  ̄)

 

何かを覚える時には、

ただ読むだけでなく、

口に出してみる

それを耳で聞く、

頭の中で繰り返す、

という具合に、いろいろな感覚器を使った方が、

定着しやすくなります。

 

よく通信教育で「知育玩具」のようなものがありますね?

あれは実際に手を動かして”体験する”ことで、

記憶に残りやすくしているわけです。

 

まれに「あんなおもちゃみたいなの余計だわ(-。-;」と言う方も

いらっしゃいますが、

私は「あれこそが大切なんですよ!!」と言いたいですね☆

 

4.習慣化しやすいから

勉強は“習慣化”が非常に大切です。

小さいうちから取り組むと、それが当たり前になっていきやすく

習慣にしやすくなります。

 

なお非認知能力は幼児期から育てることができます。

毎日コツコツと積み重ねる力があると、

それだけで人生を成功に導く可能性が高くなりますよ♪

(関連note「“非認知能力”が人生を左右する。学歴は非認知能力を高めた結果」)

 

5.始まる時期が早いだけで差がつくから

1回あたりの時間が仮に短かったとしても、

毎日毎日積み重ねていくと、とてつもない量になります。

かつて私が担当していた校舎の近隣中学では

「三題帳」という宿題がありました。

1日に3問だけ計算問題をやる、という宿題です。

 

初めは「たった3問だけ??ずいぶん少ない宿題だなぁ。。(-。-;」と

ちょっと甘く見ていました。

 

しかしこの三題帳、

実は「毎日欠かさずやる」ことが宿題となっています。

土日祝日はもとより長期休暇中もあるそうです。

新学年の始業式→終了式まで、と考えてみても、

350日くらいはありそうですよね(^◇^;)

となると、3問×350日=1050題!!

 

しっかり取り組んだ子とそうでない子とでは、

実に1年間で1000問の差がつくわけです。

こういうことがもっと長い目で見た時の

「早く勉強を始めるメリット」になるわけです。

 

6.カンタンなものこそ教えにくいから

「小学生くらいまでだったら私でも教えられるから大丈夫!d( ̄  ̄)」という

塾の入会を断るときの親御さんの常套句です(笑)

でも私たち塾講師の感覚からすると

「簡単なものほど、教えるのが難しい」のです。。。

 

よくあるモノで言うと…

「円の面積の求め方は、なんで半径✖️3.14(円周率)なの?」

と質問に対して、

「そーゆーモノなの!!」と言っていませんか??(笑)

(ちなみにあなたは正確に教えられますか?)

公式というのは便利で

もちろん式に数字をポーンっと放り込めば答えが

シュッと出てくるマシーンのようなモノです。

ですから、公式さえ押さえておけばまぁ問題ない。。。

と考えるのはあまりにも早計です。

 

あとは四則計算の概念、時計の考え方、立体図形の見方、

単位量あたりの数の考え方、平均の考え方、分数の考え方etc….

いま算数だけ取り上げましたが、

最初の理解はかなり大切です。

ここで失敗すると(安易な覚え方をしていると)後々伸びなくなります。

 

簡単な部分だからこそ、正確な理解をさせておきたいですよね( ・∇・)

ゆえし家の教育〜こどもちゃれんじ・サイエンスプラス〜

我が家では”こどもちゃれんじ”を2歳の時からやらせています。

案外、フツーですが何か?(笑)(^^;;

それに加えて今年の4月からは

「サイエンスプラス」というオプションを申し込んでいます。

 

私自身はこのサイエンスプラスはとても気に入っています。

上記の3で書いた通り、

自分の手で実験したことは「体験」として残りやすいから、です。

 

子どもの実験だからといって侮ってはいけませんd( ̄  ̄)

実験自体は自宅でカンタンにできるものですが、

中学で出てくるような原理・原則をこの段階でキチッと実験させてくれます。

ただし!

これも実験だけやって「楽しかった〜♪」で終わらせると、

まぁ、ほとんど効果はないでしょうけどね(笑)

 

私はこのサイエンスプラスの実験だけは

子どもに「勝手にやってはダメ!」と言い聞かせています。

私が教本を先に読み込んで

✅この実験のねらいは何か?
✅この実験を通して子どもが理解すべき原理原則は?

などを十分に理解してから、一緒に取り組むようにしています。

 

え?気合入りすぎですか?(笑)(^◇^;)

いや、教材は良いんでもったいないじゃないですか??

 

中学になると、机上の説明だけで終わってしまうことが多くなります。

小さなことでも体験させてあげられるのは、実は今のうちだけですよd( ̄  ̄)

小さな頃から学習させる際の注意点

1.教材に頼りきりではダメ

「いやいや、ウチも小さい頃からやらせてたけど、

ぜんぜん効果は感じられなかったよ(^◇^;)」と言いたい方も

いらっしゃるでしょう。

 

確かに新たに塾に入会検討で来られる方の中で、

「通信教育をやっていたけど、効果がなくて。。。」という

悩みをお持ちの方は一定数いらっしゃいます☆

 

ここが子育ての一番難しいところですねd( ̄  ̄)

 

ただ教材(環境)だけ与えれば良い、というわけではない!ということです。

 

中には教材だけ渡しておけば、あとは自分で勝手にやってくれる、

という素晴らしく優秀なお子さんもいるにはいます。

ですが、その方がまれ、ですよ。

 

普通の子はやっぱり「何かしらの手助け」が必要になります。

・それが親の手助けなのか?
・他の人の手助けなのか?
・あるいはモチベーションの問題なのか?
・教材のレベルの問題なのか?

などなど、要因はいろいろ考えられます。

もしお悩みの方がいれば、一度どこが改善ポイントなのか考えてみてください。

 

2.本人にやる気がない

「教材を取ったはいいけど、本人に全くやる気がないんですよ〜(^◇^;)」

こういう悩みもよくお母さんたちから聞きました(笑)

 

ロチェスター大学のエドワード・デシ教授は

やることを自分の意思で自由に選択することができれば、
内発的動機が高まります。

「子育てベスト100」(加藤紀子 著)より抜粋

と述べています。

 

また長くやってきた教材にモチベーションの陰りが見えたら、

スパッとやめて、他のものに乗り換えるのも個人的には賛成です。

子どもは大人が思っている以上に成長が早いです。

成長してくればいま着ているシャツが小さく感じられるのと同じで、

別の教材の方が合うようになった、という可能性が考えられるからです。

学習効果、という点で見れば、

最初に始めたものにこだわる必要は全くありません。

 

どんな学習をさせるか?

何を使ってやらせようか?

親が色々と考えるのは大切なことですが、

最後は親が複数の選択肢を用意して

「本人が決めさせてやらせる」。

これが一番モチベーションが高まり、

結果として成果が出やすくなりそうですね♪

 

3.始めるタイミング

早く始めるのがベスト!と言いながら矛盾するかもしれませんが、

なんでもかんでも”早ければいい”というわけでもないです。

 

先の2と関係しますが、

本人が「興味を持ってるな」と感じられる時がベストタイミングです。

自宅に送られてくるDMだったり、

ネットで申し込む体験版だったりを取り寄せながら、

我が子が最も興味を持てそうなタイミングで

学習を始めてみるのが良いでしょうね☆

まとめ

✅子どもに早期教育をするべきメリットについて解説
✅子どもが小さいうちに教育しておくことは収益性が高い
✅勉強という感覚でやらない・体験で学んだことは忘れにくい
✅習慣化しやすい・早い時期から始めると差がつきやすい
✅カンタンなものほど教えるのが大変
✅注意点:教材に頼りきりにならない・本人に決めさせる・タイミングを見計らう

いかがでしたか?

エリートに育てるつもりがなくても、

実はメリットが多い早期教育。

いきなりお金をかけすぎても消化しきれませんが、

少しずつ様子を見ながら、一緒に勉強してみるといいかもしれません。

何かの参考になれば幸いです( ^ω^ )

 

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・一括で納入する方が割引になるから
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結構、勘違いしている方多いんですけど、心配いりませんよ☆

途中で「合わなかったな。。。」と思っても損は出ません。

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

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