今日で三ヶ日もおしまいですね☆
あなたはどんなお正月を過ごしましたか?
ちなみにコロナ禍によってにわかに注目を集めた
「キャッシュレスお年玉」。
そんな中、こんな記事を拝見しました(~_~;)
「アマゾンは無料と思い込む子も」お年玉はやっぱり現金がおすすめな理由 キャッシュレスでお金教育が急務に 」
あなたは賛成派でしょうか?それとも反対派でしょうか?
・小さなお子さんをお持ちの方
・将来子どもを持ちたい方
もくじ
結論:
まず結論からいきます。
キャッシュレスお年玉は「大・賛成」です。
今の子ども達は否が応でもキャッシュレス決済に
慣れておく必要があると感じています( ̄∀ ̄)
もはやカード決済を適切に使えるかどうかは、
必須の金融リテラシーと言えるでしょう。
「カード決済は怖いから。。。(~_~;)」ではなく、
子どもたちが適切に使えるような“教育”を
今のうちにしていかねばなりません。
キャッシュレスお年玉に賛成する理由
1.実店舗でのキャッシュレス化が進んでいくから
消費増税に伴って行われた「キャッシュレス・ポイント還元事業」や
今年の9月から始まっている「マイナポイント事業」によって、
キャッシュレス決済に踏み切った!という人も多いのでは?
まだまだキャッシュレス化は進んでいくはずです。
そもそも日本は先進国の中でキャッシュレス決済の割合が
かなり少ない方ですし、
政府もキャッシュレス決済割合の上昇を推し進めています。
いまの子どもたちが大きくなる頃には、
今より相当キャッシュレス化が進んでいることでしょう( ̄∀ ̄)
2.ネットショッピングも増えていくから
キャッシュレス決済が増えると、
冒頭に紹介した記事のように
「アマゾンならお金を払わなくていい」という
勘違いが起こりやすいのもまた事実です(^◇^;)
確かにネットショッピングなら
傍目にはお金を払っていないように
見えてしまうのは、仕方ないでしょうね。。。。
ただコロナ禍になる前でも、
ネット通販の売り上げはぐんぐん上昇していました。
それに加えて、
Uber Eatsや出前館などの食事の配達サービスも
増えてきています。
つまりカードなどのキャッシュレス決済の頻度は
ますます増えるばかりです。
3.いきなりキャッシュレス決済に切り替えるのは難しいから
「キャッシュレス化が進んでいくって言っても、
大人になってからで十分なんじゃないの??」という方も
いらっしゃるでしょう。
カード決済が現金とは使い勝手や感覚が違う、というのは
誰もが納得するところですd( ̄  ̄)
それならば少額しか持っていない子どものうちから、
少しずつ慣れさせていくべきでは無いでしょうか??
大人になって、いきなりクレジットカードを持つと、
途端に使い方が分からず「使いすぎてしまった!」という方も
少なくありません。
実際に使いながら、適切な使い方を学んでいくものだと思います。
4.損をしてしまう可能性があるから
大前提ではありますが、
ショッピングモールやデパートがクレジットカードの利用を勧めるのは、
「カード決済の方が現金の時よりも、使用する金額(売上)が増えるから」です。
どう考えてもおかしいですよね?
無料でカードが作れて、
1回払いなら利息もなくて、
ついでにポイントももらえてしまう。。。
消費者にとって良いことばかりのカード、のように見えます。
しかし!
小売店側にとっても、カード決済のお客さんが多い方が売り上げが上がる、
つまり、
私たち消費者は知らぬ間に、
カードを使うことで多めに買い物をしてしまっている(かもしれない)と
いうことです。
かもしれない、とつけたのは、
ここは消費者自身の金融リテラシー次第で、
多めに使ってしまう人もいれば、
現金の時とそう変わらない人もいる、
ということですねd( ̄  ̄)
あなたは自分のお子さんに、
どっちになって欲しいですか??
キャッシュレス決済が当たり前になる世の中で、
「つい多く買ってしまう」などということなく、
賢くカードと付き合っていけるように教育していくべきです。
キャッシュレスお年玉の課題は?
とは言え、現状ではキャッシュレスお年玉にも
問題は多くあります。
オンライン上であげる「スマホ経由」のお年玉の場合…
1.スマホで送金機能が付いている決済方法は限られる
まずはこれですね(^◇^;)
数あるキャッシュレス決済の中でも、他人に送金できる機能が
付いているものばかりではありません。
キャッシュレス決済で古くからあるSuicaやクレジットカードには
他人から送金できるシステムはありません。。。
私の知る限りでは、
✅メルペイ
✅ペイペイ
✅楽天ペイ
✅LINEペイ
など、主に「QRコード決済」と呼ばれるものであれば、
送金できるものがありますが
選択肢は多く無いはずです。
2.送り手と受け手が同じアプリを使用している必要性
仮に「私もQRコード決済、使っている!」としても
送る側と受ける側が同じキャッシュレス決済のアプリを持っている
必要があります(^_^;)
お年玉をあげるのに、
祖父母と孫の双方が
共通したキャッシュレス決済アプリを持っている、
という家庭は多く無いでしょうね。。。
QRコード決済を使いこなしている60代以上って
どのくらいいるんだろう。。。^^;
3.年齢によってはスマホさえ持っていない
上記で話してきた内容は、
「スマホがあってこそ」です☆
未就学児や小学生でスマホを持っていない子の方が
多いでしょうから、
そこは別の方法を考える必要があります。
私の提案:銀振+デビットカード
ここまで色々と書いてきて自分でも
「現時点で理想的なキャッシュレスお年玉は?」と考えてみました。
それは…
「銀行口座振込+デビットカード」ですd( ̄  ̄)
理由は
- 遠方からでも銀行口座に直接振り込める
- 口座に入った現金をキャッシュレスで利用できる
- 使用すれば口座からお金が減っていくので使いすぎも防ぎやすい
- シニア層で銀行振込をしたことがない人はそういない
- いざとなれば現金として利用できる などなど
銀行口座が必要になりますが、
いずれは作ってあげたいものですし
小さなうちから子ども名義の口座をお持ちの方も少なくないはずです。
また(銀行によって16歳以上という制限はありますが)
デビットカードを作ってあげればキャッシュレス決済の練習にもなります。
ちなみに小中学生のうちは、以下の方法が現実的でしょうか。。。(^◇^;)
- 記名式のSuica(小学生でも作れます!)を作り、銀振してもらった現金を親が入金してあげる
- amazonギフトカードで送ってもらう(子ども名義のAmazonアカウントが必要)
- 図書カードやQUOカードで送ってもらう
図書カードだと、本か文具など用途が狭いですが、
QUOカードなんかだと小中学生でも使いやすくて
いいかもしれませんね☆
キャッシュレスだと「お金のありがたみがわからないじゃないか!」
ある調査によると
「お金のありがたみがわからないから」というのが
キャッシュレスお年玉に反対する人の理由で最も多かったものらしいです。
ではお金のありがたみは本当に「現金でもらうから」感じるものなんでしょうか??
もらったもので、
自分の欲しいものと交換できる、というこの一点にこそ、
お金の価値はあるはずです☆
もし「現金でないとありがたみを感じられない」としたら
私たち自身も、給料を口座振替でもらっていること自体、
もはや「ありがたみ」を感じることができなくなっているのでは??
「どうせ君みたいな若者は現金でもらうありがたみを
知らないからそう言うんだ!( ´Д`)y━・~~」という方もいらっしゃるかもしれませんね。。
私自身は学生時代、
学習塾のバイト代を毎月必ず封筒でもらっていました(笑)
私が大学生の時代は2000年代初頭ですよ?
むしろ同世代の方で封筒でもらっていた人の方が少ないのでは無いでしょうか^^;
よく言われますが、封筒で給料をもらうと厚みで額が想像できます(笑)
そしていつも封筒の裏には
働いた月の「勤務状況」が手書きで書いてありました(^◇^;)
塾長は、この封筒で私の給与を計算していたんですね〜のどかな時代でした(笑)
これはこれで嬉しいんですけどね☆
未来のもらい方としては、そぐわないかなぁ。。。
まとめ
✅「キャッシュレスお年玉」の是非について論じてみました
✅日本でももっとキャッシュレス化が進んでいく
✅小さなうちから適切なキャッシュレス決済の仕方を教育しておくべき
✅現状ではキャッシュレスお年玉には数々の課題がある
✅銀振→デビットカードや、Amazonギフト券、QUOカードなどで代用も手
✅お金のありがたみは、現金でなくても変わらない
いかがでしたか?
私自身は、子供が小学生くらいになるときには、
現金とキャッシュレス(Suicaなど)を半々で
お年玉やお小遣いをあげてみようかなぁ?
と考えています。
カードで決済できる、という感覚を覚えさせつつ
現金の使い方もマスターさせる。
今の子の方が覚えることが多くて大変そうですね(^◇^;)
何かの参考になれば幸いです☆