「子どもが生まれてもランニングしたいなぁ。。。
何なら子どもと一緒にランニングしたいわ。
あんな景色やこんな景色、一緒に見られたらいいな。。。」
その夢、かないますよ(●´ω`●)
世の中には”ランニング用ベビーカー”なるものが売っているのです。
そして私はこれを3年くらい使っていました。
そもそもこのランニング用ベビーカーの市場がどの程度あり、
どのくらいの人が使っているのか詳しく存じ上げませんが、
かなりマニアックな記事になることは間違いない(笑)
ただ、いまや日本のランニング人口は1000万人を超えるとも言われています。
興味ある方だけ、お付き合いいただければ幸いです。
この記事は…
・ランニング習慣のあるママ、パパ
・子どもが生まれても運動を欠かしたくない方
・ランニング用ベビーカーを検討している方
に役立つ記事です。
もくじ
そもそも”ゆえしって走れんの?”
本論に入る前にちょっとだけ紹介を。
私、これでも元・陸上部員(長距離)なんです(^◇^;)
(主な出場大会)
・多摩川ハーフ
・小田原尊徳マラソン(ハーフ)
・NAHAマラソン(フル)
・ローソンエンタメ6時間リレーマラソン
・お台場はるかぜマラソン(駅伝)
・湘南国際マラソン(10K)etc….
この他にも色々ありますが、長くなるので(^^;;
ただレースに出るには練習が欠かせません。
練習は、日々やるのが基本です。
独身時代は仕事の前(私は午後から出勤なので)に走ることが多かったです。
しかし、子どもが生まれるとなかなか一人の時間を作れませんよね?
そこで考えたのが「子どもと一緒に走る」という選択でした( ・∇・)
↓ 私が使っていたのが、こちら「エアバギー ラン」です!
|
万人にはオススメできない。なぜなら。。。
結論からいきましょう。
エアバギーランは、万人にはオススメできません。
かと言って、普通のベビーカーで走っちゃダメですよ(笑)
「どうしても子どもと一緒に走りたいんだ!」という熱い思いをお持ちの方や
郊外で広いお家や、ランニングコースの道幅がかなり広いという方は
買ってもいいかもしれません。
その理由は…
エアバギーランは扱いが難しい
1.コーナーを曲がるのが難しい
エアバギーランは”ランニング専用”に作られたベビーカーです。
「親が走りながら安定して運転できる」ようになっています。
そのためかどうかはわかりませんが、
3輪のうちの前輪部分が「回らない」ようになっています。
通常のエアバギーやベビーカーだと、車輪が左右にクルクルと回りますよね?
それによって曲がるのがスムーズにいくわけです。
しかし、エアバギーランは3輪ともガッチリ固定されていて、
基本、真っ直ぐにしか進めません(笑)
「じゃ、どうやって曲がるのさ?(・・?)」
曲がるときに、ハンドルを下に押して前輪を浮かせ、
その間に方向を転換していく、という荒技を使うしかありません(^◇^;)
しかも、これを走りながら上手に操作していくんですね。。。
まぁ「慣れれば大丈夫」と言えば、確かにそうかもしれませんが、
ランニングコースだって、そんなに直線ばかりじゃ無いですよね?
結果、細かく進路を調整しながら進めていく必要があるので、
自分の走りに集中できないのです。。。。
2.気温の変化に気づけない
もはや1だけでも、オススメできない十分な理由になりますよね。。。。(^^;;
え?まだ?
では、他にも私の感じたところを。
ランニングって(人にもよりますが)30分〜1時間くらいでしょうか?
走っている間にも外気温は変化します。
しかしランニングしている当人は温かかったりするので、
気温が下がっていることや、風による体温低下などを感じにくい状態です。
結果「普通の人(歩いている人など)にとっては結構さむい状態に
1時間、子どもをさらし続けた」ということにもなりかねません。
私は海辺を走るので、海から吹き付ける風がずっと子どもに当り続けているのが
走りながら気になっていました。
3.子ども用の準備が大変
私のように海岸線をひたすら走る、直線の往復コースなどで走る方は
注意が必要です。
直線コースだと、日光がずっと同じ方向からあたり続けます。
子どもにいい具合に当たらない時間帯や”ひさし”でカバーできればいいのですが、
毎回そうとも限らないですよね(^◇^;)
また、夏なら「子どもの水分補給は?」とか「汗かいてるから着替えさせなきゃ」とか
色々と気になることが出てきます。
結局、ランニングって子どもとの「お出かけ」ですよね?
乳児とお出かけするのって、普段の場合でも万全の準備が必要で
お出かけ先で子ども用の施設があるとホッとするのに、
ランニングは完全なるアウトドアですからね(笑)
それなりの準備と覚悟が必要となります。。。
4.保管スペースの問題
これは住居の問題です。
↑ エアバギー公式HPより抜粋
タテの長さが120cmですね。まぁ寸法だけあってもなかなかピンとこないかもしれませんが、
「まぁまぁなスペースをとります((((;゚Д゚)))))))」
ご自宅に広い土間があるとか、
ガレージみたいなのがあるとか、
大きな倉庫があるとか、
玄関が相当広いとか、
そういった方は大丈夫かと思いますが、
それ以外の方は保管スペースを考えなければなりません。
↓ ちなみにこちらが通常のエアバギーの寸法。B部分は96cmだそうです。
↑ エアバギー公式HPより抜粋
まぁ通常のエアバギーはすぐに畳めるからいいんですよ。。。E部分が40cmですもの。
エアバギーランも折り畳むことができますが、
折り畳むのに、やや手間がかかります。。。毎回たたむのはちょっと面倒くさいです。
5.ランニングコースを選ぶ必要がある
これは走っている時のことです。
エアバギーランはそれなりに大きいので、
ランニングコースに十分な横幅があるところでないと、
他のランナーや通行人の迷惑になりかねません(^◇^;)
先述しましたが、私は海沿いの「サイクリングロード」という
歩行者専用の部分を走っていました。
横幅は4mくらいあるので普通に走る分には
往来のランナーたちとも難なくすれ違えますが、
エアバギーとともにすれ違うときには、少し気を遣います。
狭いところだと、やはりいったん止まって、
向こうから来るランナーとすれ違ってから走り始める、
なんてこともザラにありました(^^;;
コースは選ぶかもしれませんね〜。
6.事故に遭う可能性
要は、一人で走る時よりも、何倍も気を使わなければいけないよ、ってことです。
私は、普通のランニングだけでなく、
上の娘の保育園の送りの時にもエアバギーランを使っていましたσ^_^;
普段の生活こそ、スポーツだと思ってますんで。。。。(笑)
まぁ一般の人からしたら、まゆをひそめられることかもしれませんが。
保育園の送り時には、当然公道を走ります。
もちろん気を遣って、交通量の少ない道を選んで走っていました。
ただし「ランナーは急には止まれません」。
信号のない交差点を通行しようとした時、
減速して左右の確認をしたのですが、
横から来た自転車と微妙にかすったことがありましたσ^_^;
大事な子どもを乗せていますからね、、、公道を走る際は
十分気をつけてください☆
もちろんメリットもある
1.運動不足や子育てストレスが解消できる
これが一番ですよね☆
育児中は、何やかんやでストレスがたまります。
でも、ひとっ走りしてくれば、そんなストレスも吹っ飛びます♪
親のストレスを解消することは、子どもにとっても大事です。
2.たまに褒められる
普通の人には眉をひそめられるかもしれませんが、
ランナー同士では寛容です。
私もエアバギーランで子どもと一緒に走っていた時に、
前からきた年配ランナーに
「がんばれよ、お父さん!(●´ω`●)」と
声をかけられたことがあります(笑)
3.ひたすらに目立つ
少なくとも私の周りでは、自分以外に、エアバギーランで走っている方を
拝見したことがありません( ̄▽ ̄;)
逆に、これさえあればメチャメチャ目立つこと間違いなしです☆
先述しましたが、私は保育園に送りにも使っていましたし、
遠足の公園にもこれで走って行きましたよ(笑)
まぁ、目立つ、めだつ。。。。(^◇^;)
保育園の先生にも、すぐに覚えてもらえます(笑)
まとめ
✅ランニング用ベビーカー・エアバギーランをご紹介
✅ランナーには夢のような商品だが、万人にはオススメできない
✅小さな子の安全を考えるなら、正直一人で走った方が楽
✅「それでも走りたい!」という方は購入しましょ
オススメできないとは書きましたが、
私も何だかんだで、3年くらいは使っていましたよ。
スペースの問題とか、実用性の問題などで手放してしましましたが、
普通のエアバギーは下の子でも使っています☆
エアバギーの耐久性はピカイチなので、長く使えますよ。
この記事が、将来のパパランナーの参考になれば幸いです( ・∇・)