【法律です!】子どもを自転車に乗せる時の注意点

保育園への送迎やお買い物などをするのに、子ども乗せ自転車は便利アイテムの一つですね☆

しかし、子どもを親と同じ自転車に乗せる場合、

実は法律で厳しくルールが定められています。

違反すると警察に違反切符を切られ、罰金となるケースもあります。

「免許のない自転車だからいいんでしょ?( ´Д`)y━・~~」では

済まされないケースがありますので、しっかり確認しておきましょう。

 

この記事は…

・プレママ、プレパパ
・子ども用自転車に乗せたい方
・子ども用自転車の購入を検討している方

に役立つ記事です。

子どもを自転車に乗せるルールを知っておこう

自転車に関するルールは、道路交通法の第55条、第57条に基づいて

都道府県ごとに具体的に決められているので、必ず一度は目を通しておきましょう。

自転車に関する道交法は2015年に改正されたばかりです。

法律で定められているわけですから、当然それなりに理由があるのです。

子ども乗せ自転車に関するルール(神奈川県の場合)

1.二人乗りは原則禁止!ですが…

神奈川県警のHPより抜粋)

そもそも二人乗りは禁止されています。

「あいつ、二人乗りなんかしてヤンキーだ!」とかそういう問題ではなく、

原則禁止なんですね。

しかし、幼児用座席を備えた自転車に幼児(6歳未満)を一人を乗せて

16歳以上の者が運転する場合は例外的に認められています。

2.子どもをおんぶする

これ、案外大事です!

「ひも等で確実に背負って」ですから、

いわゆる”前だっこ”状態で自転車に乗ることは

違反になります。

自転車に乗る時は、「おんぶ」で!

3.子どもを二人乗せる場合

街でよく見る光景じゃないでしょうか?

幼児用座席に一人を乗せ、もう一人をおんぶ状態で乗る。

これも例外的に認められています。

ちなみに抱っこ紐でおんぶして走れる年齢は、都道府県によって異なるようです。

ちなみに、神奈川県は幼児(6歳未満)までですが、埼玉県は4歳未満。
京都府は幼児(6歳未満)までですが、大阪府は4歳未満など、
近い地域だから同じ条件ということでもなさそうです。
まずは、自分の住んでいる自治体のおんぶ条件を調べてみましょう。

mamagirl HPより抜粋

 

4.幼児2人を座席に乗せる場合

2人を同時に乗せるのであれば、このスタイルが最も安全かもしれませんね。

なお、図にもありますが、子どもを2人乗せる自転車はそれ専用のものである必要があります。

チャイルドシートを2台取り付けて3人乗りができる自転車には、
社団法人自転車協会による「BAA」マークと「幼児2人同乗基準適合車」のマークがついています。
BAAマークは、自転車協会が定めた安全基準をクリアした製品に付けられるマークです。
(中略)
BAAマークよりさらに厳しい要件をクリアしたものが、幼児2人同乗基準適合車です。
幼児2人同乗基準適合車は、3人乗りで通常よりも重さがかかること、
幼児を前後に乗せることでバランスが変わることなど特殊な条件のもとでも
安全に走行できるようにつくられています。(中略)
子供と一緒に乗る自転車を選ぶ際は、このマークを目印にすればOKです。
21flowers HPより抜粋

「BAAマーク」か「幼児2人同乗基準適合車」を選べば間違いありませんね。

 

5.その他

先ほども触れましたが、前抱っこは禁止です。

理由としては、自転車に乗る際に前傾姿勢になるため、

抱っこしている子どもと親との間に隙間が生じ、

衝突などの際に子どもが飛び出す恐れがあるから、だそうです。

6.ヘルメットについて

最近は小学生でもヘルメットをつけて自転車に乗ってますよね?

神奈川県では13歳未満の子どもが自転車に乗る時、

また幼児を自転車の幼児用座席に乗せる時に

ヘルメットを子どもに被らせる義務を保護者に課しています。

いまの子どもたちは守られてるなぁ。。。我々の時は。。。。

という話はやめておきましょう(^◇^;)

7.前乗せ・後ろ乗せは何がちがう?

一言で言うと「乗せられる年齢や体重が異なります」。

一般的に前のせは、1歳前後から3歳ころまで。

後ろのせは、2歳頃から6歳ころまでのようです。

0歳から保育園に自転車で送迎する場合には、前乗せタイプ→後ろ乗せタイプに

切り替える必要があります。(我が家もそうでした。)

下の子との年齢の離れ方や、子ども乗せ自転車を買う時期によって、

選択が変わってきます。

より良いタイミングを見つけて、購入しましょう。

自転車そのものにこだわるべき理由

「とは言え、子ども乗せ自転車ってお高いんでしょ??( ̄▽ ̄;)」

そうなんです。私も初めはびっくりしました。

もちろん商品にもよりけりですが、

✅通常の子ども乗せ自転車(後部座席)で5〜8万円
✅電動自転車なら、10〜15万円

くらいが相場でしょうか。。。(^◇^;)

私の会社の同期は、

「奥さんに電動自転車買いたいって言われたんだけど、どうしよう。。。。」と

ぼやいてました(笑)

一人の時はそんなに高い自転車に乗ってないですからね(-。-;

でも、安全性の高い、しっかりした自転車を買ってあげてください。

以下、我が家の例をご紹介します。

1.不意の行動で転倒しそうになった

幼児は大人とちがって「これをやったら危ない!」という意識が

当然ながら少ないです。

二人乗せ自転車の前部座席に上の娘を乗せて出かけた時のこと。

目的のお店に着いて「さぁ降ろそう」とベルトを外し、ちょっと目を離したそのすきに、

娘が不意に立ち上がり(!?)自転車がバランスを崩して倒れそうになったことがあります。

あの時はしばらく冷や汗が止まらなかった。。。

2.子どもを乗せたまま横転した

これは妻のケースですが、自転車の後部座席に乗せたまま

近くの自転車屋でタイヤに空気を入れようとした時のこと。

妻は自分だけ降りて、子どもを後部座席に乗せたまま、

自転車のスタンドをかけました。

空気入れのチューブを取るために、自転車のハンドルを離した次の瞬間、

自転車がスタンドをかけた”段差”でバランスを崩し、

子どもを乗せたまま、横に倒れてしまったことがあります( ̄◇ ̄;)

幸いにも、

✅自転車の後部座席にベルトで固定されていたこと
✅後部座席が子どもの横部分までカバーしていたこと
✅ヘルメットをかぶっていたこと

この3点のおかげで、子どもは特にケガすることなく、事なきを得ました。。。

でも、いま思い出しても身の毛のよだつような恐怖ですね。。。。(-。-;

もし、ヘルメットをしていなかったら?

もし、頭を打っていたら?

とか、考えたくもない事態が普通に自分の近所で起こりうるわけです。

繰り返しになりますが、子ども乗せ自転車はきちんとしたものを買いましょう。

ここをケチってはいけませんd( ̄  ̄)

まとめ

✅子どもを自転車に乗せる際に気をつけるべきことについて解説
✅道交法を基準に各都道府県でルールが異なるので注意が必要
✅子ども乗せ自転車はしっかりとした良いものを購入しましょう
✅購入時期によって、前乗せタイプ・後ろ乗せタイプを検討

いかがでしたか?

子どもを自転車に乗せて走れると、一気に行動範囲が広がりますよ。

何しろこれまでは徒歩ですからねぇ。。。(笑)

公園に行ったり、買い物に行ったり、自転車の中でおしゃべりできると、

とても楽しいです♪

ぜひ、安全で、より良い自転車を選んでくださいね。

 

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