今日で私の育児休業生活は終了ですd( ̄  ̄)
明日から下の娘は保育園に入園することになっています。
昨年の3月15日から始まった“育児休業生活”はここで終了、となります。
「今日、ブログで何書こうかな〜??」と頭を巡らせながら
風呂に入っていました。
当ブログでは、読者さんを「少しでも子育て上手に!」というテーマで、
子育てや家事に“役立つ”ような情報を発信してきました。
今日は、そういった具体的なスキルをお伝えしないのですが、
1年以上という長期にわたった育児休業生活の中で感じたことを、
少しでも多くの方に知ってもらい、
「男性が育児休業を取得するのも素敵な人生の選択肢の一つだよ!」というメッセージになれば幸いです☆
・育児休業を検討している方
・育児休業を全く考えていない方
ぜひ最後までご覧ください☆
もくじ
とっても大変だったけど、やっててよかった育児休業☆
結論から行きます。
やってよかった!育児休業( ̄∀ ̄)
正直、楽しいことばかりじゃなかったです。
コロナがまん延し、
想像していた育児休業とはかけ離れたものになりました。
でも、間違いなく、
かけがえのない、一生の思い出に残る時間になりました☆
育児休業を取得させてくれた勤務先と
制度を作ってくれた諸先輩方と政治家の皆さんに感謝ですm(__)m
1年超の育児休業を経て感じたこと
1.育児休業は「休み」なのか?
“仕事を休む”という意味では、間違いなく「休業」で合っています。
しかし、そのネーミングのイメージからは程遠い生活ですね(⌒-⌒; )
私自身も「休めるってラッキー☆」と思ったことは何度もありますが、
仕事に戻った時に
「ずいぶん長いこと育児休業してたんだね。ゆっくり休めたでしょ?」
なんて言われて日にゃあ、
少なくとも相手の鼻にボールペンを突っ込んで、かき回してやる!_:(´ཀ`」 ∠):
くらいの想像はするでしょう(^◇^;)(笑)
もちろん仕事上の「数字に追われる」とか
「納期に追われる」といったようなことは当然ありません。
しかしそれでも、
育児休業中って、ただひたすらにのほほんと生きてるわけじゃありませんd( ̄  ̄)
- 家族の食事のことは考えなきゃいけないし
- 子どもは泣き叫ぶし
- 片付けても、片付けても部屋は散らかるし
- 気がついたらゴミ箱ひっくり返されて散らばってるし
- 床に落ちていた得体の知れないものを拾って食べてるし
- それを口に指突っ込んで取り出したら泣かれるし
- 絵本は破るし
- 本棚からひたすらに本を引っ張り出してくれるし
- iPhone充電ケーブルを口に入れ、よだれで端子がサビて使えなくなるし
- 部屋干ししてある洗濯物を引っ張って床に落としてくれるし
- 勝手にテーブルの足に頭をぶつけて泣いてるし
- ミルクを作ったばっかりでめちゃめちゃ熱いのに「早くよこせ」と言わんばかりに泣き叫ぶし
- それから、それから。。。。
よくもまぁ、こんなに短時間でたくさん出てくるわ!と自分でもびっくり(笑)
だから、決して休んだ気にはなりません!
周りに育児休業している人がいたら、気をつけたほうがいいですよ♪
2.家事・育児はビジネスに役立つ
よく「家事はマルチタスクだから、ビジネスにも役立つ」という論調を見かけます。
その人がやっているビジネスの種類によっても異なると思いますが、
一理あるとは思っています。
家事・育児は、ある面では“経営者的な思考”が求められると思います。
- 今日のタスク(やるべきこと)は何か?
- 何から始めるべきか?優先順位は?
- それを達成するために今、子どもに何をさせるべきか?
- 冷蔵庫にある材料で食事は何が作れるか?
- 何時から取り組むのが良いか?
- 今週(今月)の予算はいくらか?
- いつまでに、どのくらい使えるのか? などなど
「子どもやパートナー」という顧客?により満足していただけるようなサービスを提供する
って感じでしょうかね(^◇^;)
まぁ実際にはそこまで深く考えてはいませんが、
家電をうまく使いこなすのは、
部下に指示を出すのに近いものはあるかと。
3.世の中の人は優しい
ベビーカーや抱っこ紐で娘を連れて街へ出かけ、
この1年でこんな方に出逢いました。
- 「かわいいねぇ」と声をかけてくるおばちゃん(おばあちゃん?)→これは日常茶飯事!
- 笑顔で子どもに向かって優しく手を振ってくれるおじいちゃん
- 本当は前降りなのに、ベビーカーが通れないので中乗りのドアから降ろしてくれるバスの運転手さん
- 本当は職員だけの裏手にあるエレベーターを使って2階に案内してくれた銀行員さん
- 寡黙だけど、エレベーターで先におろしてくれるおじさん
- 「おまけだよ」と言って、試食のドライフルーツをたくさんくれる店員さん
一人だと気が付かないんですけど、
この1年間の中で本当に「人の優しさ」にたくさん触れることができました♪
「日本の人って優しいなぁ〜♪」と
来日3ヶ月目の外国人のような感想を持つくらい(^◇^;)(笑)
でも、本当にそうなんですね。
巷では
- うるさくなるから保育園設置に反対する高齢者 とか
- ベビーカーで電車に乗ると舌打ちするおじさん
など、子どもを連れていることがネガティブに感じられるニュースも
時折見かけます。
でも、そんな人ばかりじゃありませんd( ̄  ̄)
優しい人、いっぱいいます!☆
育児休業中で最も辛かったこと
1.想定外のコロナ→外出自粛
全世界の人にとって想定外なのですが、
コロナがまん延したことで、私の予想していた育児休業生活とは
かけ離れたものになりました(^◇^;)
特に、娘が生後3ヶ月をすぎ、少しずつお散歩にも行けるかなぁ?というタイミングで
「緊急事態宣言」の発出がありました。
“不要不急の外出は控えるように”が連日、マスメディアを通じて発信されました。
上の娘の通う保育園は、休園にこそならなかったものの、
育休中や在宅勤務など、
ご自宅でお子さんを見られる方は登園自粛を求められました。
- 保育園にいけない5歳児と
- 0歳児と
- 育休に入ったばかりの父親
2.ストレス
緊急事態宣言は、私たちを家に閉じ込めました。
まだまだ新型コロナについて誰もよくわかっていない時期です。
いつ
どこで
誰が
どうやって
感染するか、全くわからない状態。。。。
私が考えたことは、
「とにかく家族を守ろう」ということ。
ステイホームをしていさえすれば、外部との接触をほぼ断ち切ることができます。
とはいえ妻は仕事に行っていますから、
玄関にアルコールを設置したり、
掃除の時にはドアのノブ・トイレの壁など、
普段はやらないようなところも入念に除菌しました。
そして子どもたちがかからないことと同じくらい
自分がかからないことも意識していました
そうしたことが少しずつ積み重なると、
やっぱりストレスなんですよね(^◇^;)
その上、保育園にも行かず家で遊ぶのにも飽きてきた娘を、
どうなだめ、娘のストレスを発散させるか?も大きな課題でした。
3.緊急事態宣言中に私たちを救ってくれたもの
そんなストレスフルな生活の中で、
私や娘たちを救ってくれたものをご紹介します。
- プリキュア公式YouTube:映画の公開延期中に昔の映画を無料で配信してくれた
- チェス:ステイホーム生活の中で、家での時間つぶしにとても役立った
- ひるおび:私の日中の友(笑)コロナの情報やら政治の情報やら笑いを届けてくれた
- 海:人のいない午前中に娘と3人で散歩に。
- 家族:両親、兄弟、義父。会えなくても、LINEビデオ電話でコミュニケーションをとった
- 友達:同じく、会えなかったが、LINEビデオ通話でオンライン飲み会を実施
- 本:Amazonで購入して読んだ。時間つぶしのほか、勉強になった
- リベラルアーツ大学公式YouTube:ひょんなことで見つけたチャンネル。面白くて、何本も見た(笑)
- 会社の同期たち:私が育休期間中もたびたびLINEで連絡をくれた。会社の様子や流れがわかった。
- 妻:毎日仕事で疲れているだろうに、ストレスフルな私を笑顔で支えてくれた
こうして見ると、やっぱり“人”に支えられていたなぁと感じます。
この場を借りて、厚く感謝申し上げますm(__)m
本当に助かりました!ありがとう!☆
育休は「あなたどう生きたいのか?」の選択の一つ
勤務先の会社が慢性的な人材不足であれば、
「育休取らせてくださ〜い♪(本人は割とウキウキ)(((o(*゚▽゚*)o)))♡」
と言っても、嫌な顔の一つもするのが普通でしょう。
実際に仕事のしわ寄せが来るのは残された人たちですからね(^◇^;)
それは「立場の違い」から生まれてくるものです。
政府や行政の立場からすれば…
- 男性育休の取得率を上げたい!
- 子育てしやすい社会にしたい
- 企業は前向きに育休を推進すべきだ
- いまここで戦力が欠けるのは困る
- 残された社員の負担が心配だ
- 自分のことだけでなく、会社のことも考えてくれよ
意見や主張は対立していますけど、どちらかが間違っているわけでもないんですね。
だから結局は「あなたがどう生きたいの?」が大切な気がします。
日本では男性の育休取得率は欧米に比べて相当に低いです。。。
それは文化の違いもあるでしょうし、
日本人特有の「忖度精神・空気を読む精神性」にもあるかも知れません。
でも、これまでにいろいろな方が主張・活動し、
政治家が法律を整え、
ようやく「育児介護休業法」という国の制度ができているんですね☆
以前から当ブログでは
「育児休業は会社の制度ではなく、国の制度だよ!
だから(条件はありますが)誰でも使えるんだよ!」と書いてきました。
私自身は、むやみやたらに「男性も育休を取得すべきだ!」と主張するつもりは毛頭ありません。
中には
✅「妻が取得してほしくない」と言う
✅休みたくても本当に休めない(個人事業主、経営者など)
という方もたくさんいらっしゃるからです。
でも、これだけは言いたいです。
あなたが、あなたの人生の主役です。
あなた自身が「育休をとって、家族を支えたい!」と思えば、
それを実現できる世の中になっています。
使うも、使わないも、あなた次第ですd( ̄  ̄)
まとめ
✅1年超の育児休業が今日で終了
✅この期間の中で感じたこと、考えたこと
✅育児休業は「休み」なのか?
✅育児・家事はビジネスに役立つ
✅世の中の人は優しい
✅育児休業中に辛かったこと
✅外出自粛
✅ステイホームによるストレス
✅緊急事態宣言中に救われたもの
✅育休は人生の選択肢
✅「あなたがどう生きたいのか?」で制度を活用するかを決めればいい
これから育児休業を取得しようとしているパパの皆さん。
育児休業は多くのパパにとって「チャレンジ」だと思います(笑)
でも、だからこそやる意味があります☆
楽しいことももちろんあります♪
でも、大変なこともたくさんあります(^◇^;)
それでも家族のために取得しようとするあなたは、
それを決めた時点で、素敵な人生を歩んでいますd( ̄  ̄)
子どものパパは、あなたしかいません。
そして家族の付き合いは一生ものです。
きっと、幸せな家族になります♪
男性育休のちょっと先輩として、心から応援しております☆
がんばれ!
関連note「男性の育休が人生にもたらすメリット。1+1>2」