子どもの塾ってどう選ぶべき?親が押さえておくべき「塾選び」のポイント〜公立高校受験編〜

先日、妻がこんな記事のURLを送ってくれました。

CHANTO WEB「小学生の塾選び「子どもより親の相性」が大事な理由

この記事の著者は、私が以前記事でもご紹介した本の著者でもあります。

(関連記事「料理は最高の勉強?子どもの能力を伸ばす“お手伝い”の具体的方法を解説」)

都内で中学受験塾を経営している方だそうですね☆

 

今や大学までで全く塾や家庭教師のお世話にならずに進学する人は相当まれでしょう。

その意味では「塾選び」はどの家庭も必ずと言っていいほどぶち当たる関門です。

今日は、上記の記事を参考に、

私なりの「塾選び」の見解をお話ししていきます☆

こんな方に役立つ記事です
・小さなお子さんをお持ちの方
・中学受験、高校受験、大学受験を控え塾選びに迷っている方
・初めての塾選びをしている方

学習塾歴19年のゆえしが、丁寧に解説します( ̄∀ ̄)

ぜひ最後までご覧ください☆

公立高校受験は地元密着がカギ。ただし自分の目で確認することを忘れずに。

結論から行きます。

公立高校受験は、なんと言っても“地元密着”がカギです。

全国展開の塾よりも同じ県内でのみ展開している塾の方が強いのは間違いありません。

ただし、

✅自分の子どもに本当に合うのか?
✅通おうとしている教室の評判はどうか?

このあたりは確認しておくべきでしょう。

公立高校受験が目的の場合、押さえるべきポイント3点

塾選びの一つはポイントは、「親と子の納得感」ではないかと思います。

私の感覚では塾(というか勉強や進路)に関わる、親と子のウェイトは以下の通りです。

目的別勉強や進路に関わる親と子のウェイト

親  :  子

  • 中学受験(小学生)   7  :  3
  • 高校受験(中学生)   5  :  5
  • 大学受験(高校生)   1  :  9

※個人差があります。生徒の性格によってはこの限りではありません。

「受験」というのは、受験する“本人”のものです。

いくら親であっても、当人にはなれませんし、

代わりに勉強してあげることもできません。

 

しかし年齢が低ければ低いほど、

✅志望校の情報収集が一人では難しかったり、
✅将来まで見通しての選択をすることはできないし、
✅結局お金を出すのは親だったりします。

これを基に、さらに深掘りしていきましょう。

 

全体感で言うと、公立高校受験をされる方が多いと思います。

私自身も公立高校出身なので、この辺りは熟知しています。

公立高校受験の塾選びのポイントは、以下の3点です。

公立高校受験塾を選ぶ際のポイント
  1. 地元に根付いた塾か(長年その地でやっているか?)
  2. 家からの距離はどうか?
  3. 教室の評判はどうか?
 

1.地元に根付いた塾か?

公立高校受験で幅を利かせているのは、全国展開の塾ではなく、

「その地で(特に同じ県内で)長年やっている塾」でしょう。

公立高校受験は県によって制度や問題が異なります。

よって、その県の特色を深く理解している塾であればあるほど、

情報量は多くなるからです☆

 

ただし、そういった情報を「外部から」上手く活用する、という方法もあります。

例えばその塾が開催している模試を受験したり、

講習会を受講したり、といった具合です☆

テストを受験すれば「返却面談」といって学習アドバイスをしてくれる所もありますから、

上手に使えるといいですね。(もちろん入会の勧誘はあると思いますが。。。)

 

1ー2:家からの距離はどうか?

まず子どもの目線で考えてみた時に、

  • 週に2〜3回通う
  • (中学生なら)部活が終わってからでも行ける
このあたりを考慮するべきですd( ̄  ̄)

あまりにも遠い場合、部活が終わってからだと授業の開始に間に合わず、

夕食を食べる時間もなく送り出す、

といったことが起こるからですね(^◇^;)

これが続くと、親も子もストレスになりやすいです。

 

また親の目線でみた時にも、高校受験塾であれば、

少なくとも「学習面談」「進路面談」が年に数回はあるはずです。

それ以外に「保護者会」として、実際に教室に赴いて、

受験の最新情報などを伝えてくれるイベントを開催しているところもあります。

そうした時に(例えば下の子がいたとして)パッと行ける距離にあれば、

とても便利ですよね♪

親にとっても、子にとってもメリットがある方が良いです。

 

1ー3:その教室の評判はどうか?

どれだけ地元で実績を上げている塾であっても

教室ごとにやはり評判は異なります。

自分の子どもが通う教室が、本当に良い評判を持っているのか?は

一度確認しておくべきでしょう☆

一番早いのは「友人同士での噂」を聞くこと、

次にやるべきは「教室に実際に赴いてみること」です。

噂はキャッチしておくに越したことはありませんが、

尾ヒレがついている場合も少なくありません(^◇^;)

やはり実際に足を運んでみるのが一番よくわかります。

  • 電話での対応はどうか?
  • 来客した時の対応はどうか?
  • 話し方が上から目線になっていないか?
  • 教室は整理されているか?
  • 通っている生徒の様子はどうか?
など、教室に入るだけでかなりたくさんの情報が手に入ります。

塾業界は教師という「職人肌」の方が多いので、

電話対応や来客時の対応がぶっきらぼうな方も少なくありません(^◇^;)

「それでも成績さえ上げてくれたらいい!」という方もいるかもしれませんが、

ご自分の好みに合うかどうか、確認してみてください☆

気をつけるべきは「友達がいるから…」

「ねえねえ、私も◯◯塾に通いたい。だって、みんな行ってるんだよ。」

↑ これ中学生くらいだとめちゃめちゃあるやつです^^;

 

多くの方は大丈夫だと思いますが、

子どものこのフレーズを信じてはいけませんd( ̄  ̄)

信じてはいけない理由
✅子どもの言う“みんな”ほど信憑性のないものはない
✅多くの子が通っていたとしても自分の子に必ずしも合うとは限らない
✅友達が多い=(子ども自身が)勉強以外の楽しみを求めている可能性がある

塾側からしてみたら

「たくさんの子が通っている=人気がある」ということなので、

ある意味では嬉しい口コミです( ・∇・)

しかし、消費者側からは「大きくみたら正解かもしれないが、個別に見たらより適正な所があるかも」

という姿勢を忘れてはいけません☆

個人塾じゃダメなの?

「地元の大手塾じゃなくて、個人塾じゃダメ?」

という方も当然いらっしゃるでしょう☆

何しろ私自身も中学時代はめっちゃ近所の個人塾に通っていました(笑)(⌒-⌒; )

いや、よかったですよ。

施設はボロかったですけどね(笑)

 

高校受験向けの塾は、個人塾でも良い評判を持っているところがあります。

多くの場合は塾長のキャラクターで売っているわけですが、

場合によっては「入塾待ち」をしているようなところもあります。

 

個人塾の強みは

  • ひとつの中学のみ対応している(違う中学は断っている)
  • 同じ中学校の通学圏内にある(中学校から近い場合も多い)
  • 長年、地元(市内)の公立高校への実績がある
こういったところでしょうか。

先程述べたように、大手塾の模試などを上手く活用すれば、

受験に向けてのデータ自体もしっかり収集できます。

 

その塾の教師・スタッフの雰囲気が気にいるようであれば、

個人塾も十分視野に入ってくると思いますよ♪

まとめ

✅公立高校受験が目的の塾選びは「地元密着」がカギ
✅ただし、自分の目で確認しておくことを忘れない
✅①地元に根付いた塾か?
✅②家からの距離はどうか?
✅③その教室自体の評判はどうか?
✅子どもの「友達みんな行ってるよ」ほど当てにならないものはない
✅大手のデータをうまく活用すれば、個人塾という選択肢も十分検討の余地あり

いかがでしたか?

我が家の周りにも学習塾が“乱立”というレベルでたくさんたっています(⌒-⌒; )

いざ、自分の子を行かせよう!と思った時には、

上で述べたようなポイントを見極めながら選ぶはずです。

 

子どもの塾通いは、人生の支出の中でも大きい方です☆

親も子も、後悔しない買い物がいいですよね♪

何かの参考になれば幸いです( ・∇・)

 

 

 

 

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