ただ今、中学受験の基礎知識の勉強の真っ最中です(⌒-⌒; )
これまで勤めていた進学塾は公立高校受験がメインだったので、
中学受験の知識はあまり必要ありませんでした。
しかし新しい職場では、中学受験がメイン。。。。
いま必死に色々な情報を頭に入れているところです。
私自身は中学受験とは全くの無縁でしたが、
勉強するうちに
「こういう世界もあるんだなぁ。。。(・∀・)」と
興味が出てきたのです(笑)
「うちは中学受験なんてまったく考えてないから。。。」というそこのあなた!
実は“知らない”だけだったりしませんか??
少しだけ、興味を持ってみましょう。受験するかどうかは、その後の話ですからね☆
・子どもに大学まで進学してほしい方
・小さなお子さんをお持ちの方
ぜひ最後までご覧ください(・∀・)
もくじ
普通の家庭でも「中学受験」を検討するメリットはある
結論からいきます。
ごく一般的な家庭であっても「中学受験」そのものを一度は考えてみるべきですd( ̄  ̄)
少なくともこの10年くらいで中学受験の様子は変わってきています。
この不確かな時代に、子ども自身を助けるのは己の学力かもしれませんよ☆
中学受験を一度は検討してみるべき理由
1.大学受験に向けて有利
中高一貫校で進学校の場合、大学への進学実績が重要ですd( ̄  ̄)
そういった学校では、
- 中学の内容→中学1、2年生で終了
- 高校の内容→中学3、高校1、2年生で終了
- 受験対策→高校3年生
大学受験に向けて、最後の1年間はフルで受験対策に当てられることが多いです☆
私のようにフツーの中学・高校に通っていた身からすると、
「なんてうらやましい!!∑(゚Д゚)」と思ってしまいます(笑)
受験成功の鉄則は、
「いかに早く、受験範囲の単元を終わらせるか?」
なんですね。
かの開成高校が東京大学合格実績でナンバーワンになった理由の一つが、
この「進度の速さ」だと言われています。
中高一貫校なら、それが実現できるわけですね☆
2.県立・国立の一貫校も増加中
「ウチはお金がないから、私立の中学には通わせられないわ。。。(;_;)」と
思っているそこのアナタ!
大丈夫です☆
最近では、私たち庶民の味方である「公立中高一貫校」が増加中です。
もともと地元の「師範学校」と呼ばれる教員育成のための大学附属中学と違い、
- 県立、市立の高校が中学を併設したり
- そもそも「中等教育学校」として新設されたり
と新しい形で生まれてきているんですね☆
また文字通り「公立」なので、授業料は基本¥0。
(初年度納付金として他に支払うべきものはありますが、それでも十数万程度が多い)
私立の初年度納付金が100〜140万程度であることを勘案すると、
破格の値段と言わざるを得ません(⌒-⌒; )
3.治安が総じてよかったりする
地元の中学が荒れていたり、
そういった噂を聞きつけて中学受験を考え始めるご家庭は少なくありません^^;
ゆえに、中学受験をされて入学してくる方は、
素行の良い、いわゆる「良い子(全部ではないと思いますが。。。)」が多いでしょう。
そうなると、普通の学校より余計なことを気にすることなく、学校生活が送れる“可能性が高い”です。
そういえば地元の公立中高一貫校の卒業生が個別指導の講師バイトに来てくれていましたが、
みんな性格も穏やかで、良い子でしたね☆
ちょっとのんびりなところもあるかもですが、
能力は高く、頼りになる子ばかりでした♪
子ども自身もそうですが、
親の方がこのあたりは気になるかもしれませんね(⌒-⌒; )
4.施設が充実していることも多い
こちらも全部、というわけではありませんが、
私立なら当然、公立・国立でも地元中学より施設面が充実しているケースが多いです。
- 食堂
- 数万冊蔵書の図書館
- 全室Wi-Fi
- 生徒用ノートパソコンあり
- 天文台
- 全天候型テニスコート6面
- 総人工芝の校庭
- トレーニングルーム
- 約8000㎡のグラウンド etc…
↑ちなみにこれらは、全て国立・公立の中高一貫校にある施設を抜粋しました。
すげーな(⌒-⌒; )
5.何よりもたくさん勉強できる
子どもが嬉しいかどうかは置いておいて。。。(⌒-⌒; )
やはり中高一貫校の勉強進度は早いですし、
宿題の量なども普通の学校とは比べ物になりません。
結果、めちゃめちゃ力がつくわけですね!!
学校の勉強は正直大変だと思いますので、
- 自ら進んで勉強できる習慣がある
- 何かに没頭する力がある
それゆえに受験をして、振り落とすのかもしれませんね☆
ただし、
勉強で培った力というのは一生モノですし、
非認知能力が高まることも期待できます☆
【首都圏版】国立・公立の中高一貫校
【東京】
- お茶の水女子大学附属
- 筑波大学附属
- 筑波大学附属駒場
- 東京学芸大学附属竹早
- 東京学芸大学附属小金井
- 東京学芸大学附属世田谷
- 東京学芸大学附属国際中等教育学校
- 東京大学教育学部附属中等教育学校
- 都立桜修館中等教育学校
- 都立大泉高校附属
- 都立小石川中等教育学校
- 都立立川国際中等教育学校
- 都立白鴎高校附属
- 都立富士高校附属
- 都立三鷹中等教育学校
- 都立南多摩中等教育学校
- 都立武蔵高校附属
- 都立両国高校附属
- 千代田区立九段中等教育学校
【神奈川】
- 相模原中等教育学校
- 平塚中等教育学校
- 横浜市立南高校附属中学校
- 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中学校
- 川崎市立川崎高校附属
- 横浜国立大学附属横浜中学校
- 横浜国立大学附属鎌倉中学校
【埼玉】
- 埼玉大学教育学部附属
- 県立伊奈学園中
- さいたま市立浦和
- さいたま市立大宮国際中等教育学校
- 川口市立高校附属(2022年開校予定)
【千葉】
- 千葉大学教育学部附属
- 県立千葉中
- 県立東葛飾中
- 千葉市立稲毛中等教育学校
一都三県のみ書き出してみましたが、
やっぱり東京の数が圧倒的(⌒-⌒; )
あなたのお住まいの近くにもあるかもしれませんよ♪
中学受験のデメリット
1.「子どもがその気になる」ことが必要
親が「中学受験じゃ〜!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ」とどれだけ言っても、
当の子どもがその気にならなければ仕方ありません^^;
結局、受験するのも通うのも、子ども本人だからですね。
水飲み場に連れて行くことはできても、
水を飲ませることはできないってことですね(^◇^;)
親がせいぜい出来ることは、
その中学のイベント(文化祭など)に連れて行ってあげたり、
説明会などに連れて行ってあげるくらいでしょうかね。。。
2.必ずしも合格できるかわからない
もちろん受験する学校によるのですが、
往々にして国立・公立の人気は高い傾向にあり、
2.5〜8倍程度になることも少なくありませんd( ̄  ̄)
しかも公立の場合、県内の試験日程が全て同日だったりするので、
併願をかけることが実質できなかったりします(⌒-⌒; )
要は私立で併願をかけることになるわけですね。。。。
「落ちても地元の中学に行けるし、当たって砕けろだ!」と考えられる子は大丈夫です。
しかし、どんな子でも「不合格」の現実を突きつけられて、
何も感じない、という子は少ないでしょう。。。。
不合格になった場合の考え方や意見が、
親子できちんと一致している方が、
後々のことを考えると、大事な気がします☆
3.高校受験をする場合、不利になることも
入学してそのまま何もなく高校まで進学してくれれば良いのですが、
場合によってはそれが叶わない時もありますd( ̄  ̄)
高校進学時に成績が振るわなかったりすると、
高校部に内部進学できない、という学校もあるんですねΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
その場合、別の高校を受験することになるわけですが、
高校受験の場合、内申点(成績)が入試の要素として入ってくることが多く、
中学での成績が低いと、
結果としてトップ校に合格しにくいことが考えられるわけです。
その子にとってレベルが高すぎる学校、というのは負の側面があることを
考えておかねばなりませんね。
まとめ
✅普通の家庭でも中学受験を検討すべき5つの理由を解説
✅大学受験に向けて有利
✅県立・国立の一貫校も増加中
✅治安が総じてよかったりする
✅施設が充実していることも多い
✅何よりもたくさん勉強できる
✅ただし「子どもがその気になること」が必要
✅必ずしも合格できるかどうかはわからない
✅高校受験をする場合、不利になることもある
いかがでしたか??
今日はがっちり教育の話をしてみました(^◇^;)
たまにはいいですかね、一応教育業界なもので。。。(笑)
でも、親はいつの時代も子どもの幸せを願うモノです。
もちろん勉強だけが全てではありませんが、
多くの子どもにとって勉強は生きる糧になりうるモノであることも事実です。
できる限り良い学習環境を揃えてあげたい、と思うのはごく自然なことですよね☆
そういう意味では、公立中高一貫校など庶民にも手が届くようになったことは、
非常に嬉しい限りですd( ̄  ̄)
ぜひ中学受験、というものを選択肢に加えてみてください☆
何かの参考になれば幸いです♪